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2017年4月26日(Wed)

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自分を癒し、慰めてあげる日。ハードワークが続いたら、なにもせずに、自分の心と体を解放する時間をつくりましょう。

植物が繋ぐ世界 Ⅱ(番外編)「松 ~神が宿った門松の終い方~」


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お正月に飾り付けた「門松」「松飾り」、どうされていますか。

果たして燃えるゴミと一緒にしてしまっていいものなのでしょうか?
今回の「植物が繋ぐ世界」はちょっと番外編で某All about風に。
多くの方が飾り付けたと思われます「門松」「松飾り」の終い方をお知らせいたします。
 
 
日本のお正月の風物詩とも言える「門松」「松飾り」。
主な構成は、松(黒若松)と竹(青真竹)。
もちろん合わせなくとも、松にうらじろ(※1)をかけるだけで立派な「神の依り代」になります。
古来より、木のこずえに神が宿ると考えられていたことから、福の神様(歳神様)に家の門の松に降り座していただくのを「待つ」ことにし、そのまま我が家へ居着いていただこうというわけです。
 
 
もののついでに、正しい設置期間も確認してみましょう。
門松本来の設置期間は12月13日〜1月15日(小正月)。(※2)
12月13日以降に山に入り松をいただく「松迎え」をしてから、年内どのタイミングで飾り付けてもOK。
ただし29日と31日を除外日とし、29日は「二重苦」、31日は「一夜飾り」「一日飾り」といい、そのやっつけ感からか神への冒涜とされているという。
 
 
さて、福の神が居わしたこの松。
本来ならば左義長(さぎちょう/お焚き上げ/とんど焼き)にて、出迎えた歳神様を炎ともに見送るのが正しいようです。
左義長とは 『1月14日夜〜15日朝に、刈り取った田に長い竹を3〜4本たてて、そこにこの正月に飾った門松やしめ縄、書き初めなどを持ち寄って焼く。その煙には無病息災の御利益があるとされ、またその灰も同様。書き初めを焼き上げたときに、炎が高く上がれば字が上達する。(※3)』 という儀式。
都市ではそういった場所や儀式に出逢うことも難しいことから、代表的にはお近くの神社でお焚き上げを募っていれば、適切なお焚き上げ料を納め(お賽銭箱が置いてある場合はそちらに)、神様を気持ちよく送って差し上げましょう。
また、これらはいただいた御守りや古くなった神事物は全て同様、普通に捨てるにはちょっと・・・と悩んだら近くの神社へGO!気持ちも気分もすっきり晴れやかに整理がつきます。
どうしても神社にお焚き上げをお願いできない場合は、門松にお塩とお酒をちょっとふりかけお清めし、白い紙に包んで御礼の心をこめて、燃えるゴミに出すという方法もあるようです。
いずれにせよ、一度は神様に降りて頂いた御神木と考えて、感謝をこめて丁寧に扱うこと損なしです。
 
 
いかがでしたでしょうか。
今年はもう捨てちゃった!という皆様も、どうぞまた来年の参考になさってくださいね。
 
 
そして最後になりましたが、実は松にも多くの薬効があるのです!
「松脂」は軟膏として、肩こり/筋肉痛/あかぎれ/打撲傷などに。
漢方でも人気の「松の実」「松の葉」は、低血圧症、冷え性、不眠症、食欲不振、去淡、膀胱炎、動脈硬化症、糖尿病、リューマチ、神経痛、健胃、疲労回復、心臓病などに。
「生の松葉」を煎じてうがいをすると、虫歯や口内炎治療に効果があるとされています。
 
 
海に囲まれた日本国。
その海風を一身に受け、防風林としての活躍も誉れ高い黒松。
松は、我が国の神事や祝事や生活に欠かすことのできないとても神聖な植物なのです。
 
 
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(※1)うらじろ 【裏白。ウラジロ科の常緑性の大形のシダ。裏が白いことから、「心の潔白さ」と「白髪になるまで長生きする」という意味と願をかけてお正月に飾る。】
(※2)関東の多くでは松の内を1月7日までに短縮し、7日には撤去する傾向がある。
(※3) 参考 http://ja.wikipedia.org/wiki/左義長 (wikipediaより)

【コラム・いけばな】赤木マキ

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赤木マキ(華道家/DJ)

華道家元池坊 いけばな正教授

1997年よりいけばなを学び、2003年より個人創作発表を開始。

都内クラブをベースとしたパフォーマンス、企業レセプション装花等を経て、植物関連等のコラムを執筆。花と植物そのものの計り知れないエネルギーを敬い、人と植物と宇宙の関係性を研究する。akg+、makiAKAGIの名義にてDJ・音楽活動を行い、いけばな・音楽ともにその可能性の拡張と概念の更新を理念としている。http://akagimaki.x0.com

【写真撮影】井田宗秀 http://ida.viewbook.com

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