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2017年1月20日(Fri)

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魔女にまつわるお話~ハムサ・パヴリーン~ vol.5 魔女からのメッセージ


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皆様こんにちは。ハムサ・パヴリーンです。

突然ですが皆さん……

『呪い』って何て読みますか?

 

 

 

そうですね。

大半の方々が【のろい】と読まれるかと思います。

 

辞書で調べてみると、

<呪い>とは。

恨みがある人に対して悪いことが起こるように神仏に祈る事。人や霊が物理的手法ではなく、精神的・霊的な手段で、悪意をもって他の人や社会全般に対し災厄や不幸をもたらせしめようとする行為

 

と書かれています。

出来れば一生縁のない人生を送りたいものですね。

 

しかし皆さんが小さい頃にやっていたおまじないも『お呪(まじな)い』って書くの、ご存知でしたか?

「えー!? じゃあ、恋愛のおまじないとか、成績アップのおまじないとかあれってのろいだったの!?」

と吃驚されるでしょう。日本語って面白いですね。でもちょっと意味が違うのでご安心を。

辞書で言葉を調べると、

【のろい】という言葉の響きをもって意味する『呪い』は一般的に悪い効果を表すようですが

【まじない】については呪いと同じような意味と、災いを回避する意味の両方を持っているのです。

おまじないも心がけ次第で善にも悪にもなるということですね。

ちょっと紛らわしくなるのでここから先は「呪い」と「おまじない」と分けてお伝えしていくことにします。

 

古代の言霊信仰では言葉は現実の事象に対して何らかの影響を与えていると考えられています。

祝い事などで用いる祝詞(のりと)と語源が同じとされ、「宣る(のる)」という言葉に由来しているとされています。現代でも忌み言葉が残っているように、言葉は力を持つものとして大切にされているのです。魔法やおまじないには呪文は欠かせませんものね。

 

邪悪な精霊に糸車の呪いをかけられたお姫様。

カエルに姿をかえられた王子様。

物語や童話ではこうして他者から呪いを受けるようなイメージがありますね。

 

でもこの現実世界では「呪い」って自分自身でもかけてしまっていることが多いのです。

 

ジブリ映画<ハウルの動く城>の原作、「魔法使いハウルと火の悪魔」に出てくるソフィーも実は言霊を操る魔女なのです。

本編で彼女は呪いによって老婆になりますが、「私は美しくない」とか「私は同世代の子たちより地味だわ」という劣等感や思い込みが自身の「呪い」を作り上げてしまっているのです。

 

人はどうしても周りの人やモノと比べてしまうことが多いです。

自分に持ってないものを持つ人に憧れ、無いものねだりをしてしまいます。

こじらせるとそれが嫉妬に変化して、自分でもどうにもならないくらい苦しんで「あいつなんかいなければいい」なんて思い始めちゃったら……。これ、れっきとした呪いです。

「誰かを恨んだり羨んだりしている自分=あいつより劣っている自分」を作り上げてしまっているのです。

そんな自分は美しくありませんね。じゃあこの呪いはどうやってとけばよいのでしょうか。

 

魔女の挨拶に「Blessed Be!」いう言葉があります。

今起こっていること起こり続けていること、今在ることを「祝福」します。

魔法円の中の「今ここにある私達」をしっかり見つめ祝福する気持ちが呪いを解く方法なのです。

 

年の車輪に基づく8回の魔女の祝祭(サバト)※1では毎回占いや次のサバトに向けての目標や思いを参加者と共有します。

しっかりセンタリング※2し、ありのままの自分の言葉で話します。

どんなに長くなってもいいから自分の口から言葉を絞り出すこと。

吐き出した言葉の中に、呪いを解く呪文が隠されているかもしれませんよ。

 

さて五回にわたって魔女についていろいろお伝えしましたが、

私なりに感じてきた魔女というものは、生き方そのものです。

敢えてどんな存在かを問われたら、自分を見つめ、自分を整え、悩み苦しんだ思いや心を経験とし、

時にその経験を生かして人に助言をしたり、解決のお手伝いをする存在だと思っております。

魔女だからといって特別だとか、人より優れているとかとんでもないと思います。

もし魔女になりたい動機がそこを目的にしていたら、いつか見失います。

 

「今」を大事にしていたいのです。

ここにある空気や熱、湿度と肉体で感じるすべてのもの。

そして心を感じ、円の中心にいるような安定感を常に目指していたい。

 

そのためにはまず自分自身が「自己鍛錬」を欠かさないこと。心を整える事。

 

魔女は日々、修行なのですね。

 

 

どうも有難うございました。

 

※1 サバト(季節のセレモニー)

ユール(冬至)オスタラ(春分)ミッドサマー(夏至)メイボン(秋分)の四つ、その間のイモルグ、ベルテーン、ルーナサ、サウィンの四つ、計八回の祝祭のことです。

 

※2 センタリング

肉体と精神と感情を整えて自らの中心(心)を意識し感じること。

 

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