このエントリーをはてなブックマークに追加

2017年4月26日(Wed)

今日の運勢
(1位:しし座)


すべて見る

今週の運勢
(1位:おうし座)


すべて見る

今月の運勢
(1位:おひつじ座)


すべて見る

旧暦:一日

卯月

次の新月は7月4日です
新月
月星座:おひつじ座

マヤ暦:KIN232 / 黄色い スペクトルの 人
自分を癒し、慰めてあげる日。ハードワークが続いたら、なにもせずに、自分の心と体を解放する時間をつくりましょう。

植物が繋ぐ世界 Ⅲ(2)「春分 ~“自然をたたえ、生物をいつくしむ”ということ~」


OLYMPUS DIGITAL CAMERA

暗黒のファンタジアを目撃しましたか?

太陽と月の絶妙すぎる重なりが闇を生む、たった数分の奇跡のショータイムを。

今や地球上のあらゆる場所から観測が可能となった皆既日食現象も、まだそのメカニズムが解明されていなかった古代の人々にとっては最悪の恐怖。突如やってくる闇に恐れ、天の怒りを静めることに知恵と時間を費やした。

 

現メキシコ州に位置するアステカ帝国。(※1

太陽の消滅を信じ、太陽に新鮮な血のエネルギーを捧げることで、太陽の存続を先延ばしにできると信じ「人身御供神事」がポピュラーに行われた。その方法たるや現代に生まれてよかったとしかいいようのないもので、生きた健康な成人男性の四肢を神官達が取り押さえ黒曜石のナイフで胸を切り裂き、手づかみで心臓を取り出し天に捧げたのだという。我が国も含む太陽神信仰及び自然崇拝国における人身御供神事は、実はたった3〜400年前まで行われていた最もポピュラーな豊穣祈願の手段でもあった。

 

3月20日《春分》

 1948年。祝日法第二条にて「自然をたたえ、生物をいつくしむ」ことを趣旨に制定された日本国民の祝日。(※2

主たる行事としては、代々の天皇皇后陛下を慰霊する春季皇霊祭(しゅんきこうれいさい)」であり、その祝日を中日に据えた前後一週間を彼岸」としそれぞれ代々の先祖を慰霊することにある。

しかしながらなぜこの一斉集団ご先祖参りは春分に設定されたのでしょうか?

 

 

3月は弥生。(※3

弥生とは「草木がいよいよ生い茂る月」をいう。

つまり自然界ではこの日から《秋分》までが生命の表舞台的活動期であり、それは日照の長さとも密着している。

 

《春分》

昼と夜の長さがほぼ等しくなり、翌日より昼が長くなる始まりの日。田植え。

《秋分》

昼と夜の長さがほぼ等しくなり、翌日より夜が長くなる始まりの日。収穫。

 

我々が恐るるは、日照不足。

太陽のエネルギーが不足するに従い、農作物が不育となるばかりでなく、殺菌力不足なども手伝い疫病が蔓延し、結果、民の減少とともに国は崩壊する。

生きとし生けるもののほとんどが太陽の存在なくして成り立たないため、この時期になんとか日照を確保し、豊穣を約束されなければならない。

 

 

つまり《春分の日》とは、

矛先として先ずはご先様をお参りし感謝し慈しむことにより、ご先祖様が天照大神様ほか関連の神様にお伝えくださり、結果、好天候に恵まれ、豊穣となり、現代においてはそれらがお金となり、みな健康に生きていくことで、子孫は繁栄し、国は豊になるよ。だから全国民をあげて自然に感謝し豊穣を祈ろうよ!

という会日であり、

また先に控えた《秋分の日》とは、

お願いしたのだから感謝御礼しに行こうよ!

という会日であると言えましょう。

 

 

春分の日は同時に「春」のはじまりを宣言するものでもあり、それはあらゆる生命体における開会の儀。

春が幸せの象徴として比喩され、またちょこっと芽吹いた緑を見つけて嬉しい気持ちで一杯になるのは、植物たちの喜び満載のエネルギーが伝わってくるからかもしれませんね。

 

 

文末に。

なかなかに美しい「国民の祝日の理念」を転載致しますので、ご興味のあるかたはお目通し頂ければと。

 

《国民の祝日に関する法律(昭和二十三年七月二十日法律第百七十八号)

第一条:自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞつて祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける。》※4

 

 

(※1)参考wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/アステカ

 

(※2)参考wikipedia 本年の春分の祝日は振替休日で3月21日(月)

https://ja.wikipedia.org/wiki/春分/

 

(※3)過去記事より。「桃と魔除けと春分と~植物と繋がる世界(5)」

http://www.ageun.com/column1/桃と魔除けと春分と植物と繋がる世界(5)/

 

(※4)参考 国土交通省

http://www.mlit.go.jp/common/000059737.pdf

 

***************************

【コラム・いけばな】赤木マキ

makiAKAGI_akg+_1_201401_500_72

赤木マキ(華道家/DJ)

華道家元池坊 いけばな正教授

1997年よりいけばなを学び、2003年より個人創作発表を開始。

都内クラブをベースとしたパフォーマンス、企業レセプション装花等を経て、植物関連等のコラムを執筆。花と植物そのものの計り知れないエネルギーを敬い、人と植物と宇宙の関係性を研究する。akg+、makiAKAGIの名義にてDJ・音楽活動を行い、いけばな・音楽ともにその可能性の拡張と概念の更新を理念としている。http://akagimaki.x0.com

 

写真:井田宗秀 http://ida.viewbook.com

 

 

 

サブコンテンツ

TOPへ