パワーストーンで恋愛の石といえば、淡いピンク色の美しい「ローズクオーツ」が有名です。

でも、実際に「彼氏が欲しい」と思って、ローズクオーツのブレスをつけたのに、
「効かないんだけど!!」なんて体験をされたことのある方もいるのではないでしょうか?
「なんだ、やっぱり、パワーストーンなんて気休めね」と思われたでしょうか?
それとも、「この石、偽物だったかしら?」と疑われたでしょうか?
もしくは、「石が小さかったから、効果が出にくかったのでは…」と後悔されたでしょうか?
おそらく、原因は他のところにあります。
それは、その石をつけていた本人が、ローズクオーツの持つパワーを活かしきれていなかったのです。
ローズクオーツは、恋愛の石と呼ばれていますが、 その力によって、
持ち主から急に色気やフェロモンが噴出し モテモテの状態になるというものではありません。
ヒンドゥー教のヨーガでは人間には7つの「チャクラ」と呼ばれる箇所があると考えられています。
その4番目にあたる、アナーハタ・チャクラは、胸に位置し、 「ハートチャクラ」とも呼ばれています。
この4番目のチャクラ「ハートチャクラ」を活性化させると言われている宝石が 実は、ローズクオーツなのです。
ハートというキーワードを聞くと、
つい、「恋愛!」と結びつけたくなりますが、 ここでのハートは、本人のハートを指しています。

このハートチャクラを活性化させることで、
その人は、ハートで生きることを思い出すことができるようになると言われています。
そして、ハートチャクラの動きが鈍っている人は、 何かと頭で考えすぎる傾向にあります。
そんな人にとって、ローズクオーツは、知性と直感のバランスをとってくれる効果があるのです。
また、変化の過程にある人をサポートし、ありのままの自分を受け入れる力を与えたり、
過去のトラウマを解放し、心の奥に秘めた悲しみや苦しみを手放し、混乱や閉塞感から救い出してくれます。
そのパワーは心だけではなく、肉体に対する効果があることも、
インドで開発・確立された宝石光線遠隔療法によって伝えられています。
この石は、心臓の働きを強くし、循環器系のトラブルを改善させるほか、
動脈硬化や高血圧、喘息などにも効果を発揮すると言われているのです。
では、なぜ、このローズクオーツが「恋愛の石」と呼ばれるようになったのでしょう。
それは、ありのままの自分を受け入れられた人が、相手のことを認められる寛容さを手にし、
結果的に、良縁をつかむというところの、結果の部分だけを切り取って、表現されたものにすぎないでしょう。
自分という存在を受け入れ、自分の人生を生きている人は、男女問わず美しいものです。
その魅力に人が集まり、モテ期が到来するというのがローズクオーツに対する正しい解釈だと言えます。
つまり、ローズクオーツは未婚者だけに、その装着を許された石というわけではなく、
既婚者であっても、男性であっても、女性であっても、自分の欠点を認められない、
自分自身の存在についてなにか疑問を感じている人には、
自分を愛し、受け止める力を与える石として、役立つ石というわけなのです。
パワーストーンは、ブレスレットやアクセサリーとして常に身につけておくことで効果を発揮すると考えられていますが、
男性や、女性であっても仕事の都合によって常に身につけることが出来ない場合は、
小袋にくるんでポケットに入れておくなど、常に身近に置いておくことで効果を得ることができます。
また、胸のチャクラに作用することから、胸腺の働きを高め、免疫力を高める効果もあります。
最近風邪を引きやすい……抵抗力が落ちた……という方も、
ぜひ、ローズクオーツを生活の中に取り入れてみてください。