一宮寿山の「2021年動向」と「開運術」

悪因悪果という仏教用語があります。良くない出来事が生じると、それが原因で悪い結果が後になって必ず現れるという教えです。今年の一番のよくない出来事といえば、コロナ禍ですよね。76億もの世界中の人が悲しみ絶望し、命を落とした人も大勢います。

 

「邪気」という言葉があります。これは幽霊とか怨霊とかのことを言うのではありません。中国医学では「喜怒哀楽が過ぎたるもの」と意味づけられています。人々の絶望感や悲しみ、怒り、嘆きは、その度が過ぎると邪気に変化(へんげ)します。今年はまさにコロナ禍によって地球全体が邪気に覆われてしまいました。

恐ろしいことに、邪気は最大級の悪因となります。悪因悪果は、悪い要因が生じると、すぐにその結果が現れるといったものではありません。強い悪因ほど、その結果や報いは遅く現れます。

 

今年はコロナ禍により強力な邪気が生まれました。その結果、時間がたつにつれ、死亡者と失業で職を奪われた人がまず増えてきました。失業者の嘆きや、大切な人を失った方々の悲しみの念は邪気をより一層強固にします。邪気は今でもどんどん増え続けています。

 

チューリップの球根を今年に埋めたという「因」が、来年の春にチューリップが開花するという「果」を生むように。今年、大量に生じた邪気による悪因は、来年度以降に悪果となって生じ、人々に猛威を振るうことでしょう。たとえ来年度、ワクチンが新たに開発されて、コロナ禍が収まってきたとしても、今年生じた邪気は消すことができませんので何らかの形で悪果の影響を私たちは受けます。

邪気による悪果は、すべての人に降り注ぎますが、その影響は個々の人々によって異なります。来年度に入り、ほとんど邪気の影響を受けない人もいれば、運気がガタ落ちする人もいることでしょう。

邪気は、「気」という字が付くので、性状的にはガスのようなものです。炭酸ガスが低いところに流れ、高低差でその濃度に濃淡ができるように邪気も場所によって濃淡ができ、多いところと少ないところが生じます。放射能の場合、濃いところでは人は強く被曝をうけ、薄いところではあまり影響を受けません。それと同じように、邪気濃度が濃いところに身を置くと著しく運気が低迷し、薄いところではあまりその影響を受けません。

 

類は友を呼ぶごとく、不浄なところ、汚いところに邪気は多く集まります。庭の手入れが悪く雑草が生い茂っている家、掃除をせずにゴミだらけのオフィスや部屋などは邪気が多く存在するのでそこに身を置くと運気が落ちます。年末年始で徹底的に掃除をして身の回りをきれいにしておきましょう。コロナ禍で生じた邪気はそんなあなたには寄ってきませんよ。

 

また、身が不浄だと邪気が寄ってきます。いつも清潔な人には邪気は寄り付きません。フケだらけ、垢だらけの人などを邪気は好みます。私は邪気対策として特にサウナをお勧めしています。汗とともに邪気も流れてしまいます。またサウナの熱は火の祓いに匹敵し、サウナの後の水風呂は水の祓いです。気持ちが良くてさらに祓いの修行もできちゃうなんてお得ですよね。

 

身に着けるものにも意識しましょう。あまり洗濯をしていない衣類は運気を落とします。また風水的には古着もあまり運気的にはお勧めできません。アンティークのアクセサリーも同様です。一般的に風水では、古いものに運を上げる力はないといわれています。一方、新しいものには運気が寄ってきます。調した服や新しいアクセサリーには運を呼ぶ力があります。この年末でまずはお洋服を断捨離しちゃいましょう。古い服がずっとクローゼットに居座っていたら新しいお洋服が運気を運んでやってくる隙間がありませんものね。

 

徳の高い人には邪気は寄り付けません。徳は善行を積むことで得ることができます。年末年始のボランティアなど積極的に参加しましょう。帰郷したらご両親に日頃の感謝を込めて親孝行しましょう。こういった小さな善行も、積み重ねていくうちに大きな徳となってあなたを邪気から守ってくれますよ。

 

やむなく邪気がたまりそうな場所に行ってしまったときは、帰宅したら直ちに服を洗濯し、お風呂に入って体を清めましょう。お風呂の中に一握りのあら塩を入れて湯船に浸かるか、たらいにお湯を入れ、それに大さじ一杯程度の粗塩を入れて溶かし、頭からお湯を浴びると邪気を祓うことができます。

 

どれも簡単にできることですが、実行するか否かで来年のあなたの運勢は大きく変化します。ぜひこれらを実行してコロナ禍の邪気から身を守って運気をアップしてくださいね。

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