レイナ里亜の2023年【今年の運勢及び動向】

私がみる2023年は、大きな特徴が3つあります。

 

まず1つ目は、2008年から「やぎ座」にいた<冥王星>が、約14年ぶりの3月24日に「みずがめ座」へ移動することです。これは根底から覆すような出来事が発生することを暗示しています。かつて、第一次世界大戦や第二次世界大戦も<冥王星>が移動した頃をきっかけに起こったと言われています。

とはいえ、新たな戦争が起こると言っているわけではありません。ただ、大きなことにつながる出来事が起こる可能性はあるでしょう。

 

現在、ロシアのウクライナ侵攻が長期化し治まる気配がありませんが、実は、このみずがめ座への冥王星移動はロシアのプーチン大統領に何か宿命的な困ったことが起こるかも…、という読み方ができます。というのも、彼の生年月日、そして生まれた時間のデータから推測すると、プーチン大統領の出生時の重要なポイントに対して、今回の冥王星は「90度」という障害や困難を示すハードな相を形成します。これまでにない彼を困惑させるようなことがあるのかもしれませんね。

 

2つ目は、幸運の星を象徴する<木星>が2023年5月17日に「おひつじ座」から「おうし座」へ移動することです

おうし座に木星が留まる期間は、2024年5月26日までの約1年間。

ということで、幸運の木星がおひつじ座にいる2023年前半の5月16日までは新しいことを始めたり、道を作り切り開いたりすることがツキを得るカギとなり、後半の5月17日以降はそれを継続し、安定させることが運を上げる秘訣と言えるでしょう。

 

2023年前半のラッキーカラーは、赤など鮮やかな色。後半は、パステルピンクといった淡く明るい色です。お出かけの際のワンポイントにするなど、コーディネートに取り入れてみてください。恋愛面では初夏まで、積極的且つストレートに告白するのが吉。それ以降は、じっくり時間をかけたデートで相手の反応を見ながらの告白がオススメと言えそうです。

 

ただし、2023年の後半は、すでにおうし座に滞在している“急変”を象徴する<天王星>と<木星>が「0度」というお互いの力を強調し合う相を形成するので突然大きな変化が起こることもあり得ます。ちなみに0度というのは吉にも凶にも転じます。つまり、組む惑星によるわけです。今回は、組んでいる惑星が幸運を象徴する<木星>なので良い方向へ物事が変わるだろうと予想します。

 

そして最後の3つ目、本来の意味は「制限・束縛」を表しますが、努力や長い時間の末に大きな目標を成し得ることを表す<土星>が3月7日に「みずがめ座」から「うお座」へ移動することです。このうお座が土星にいる相は、2026年2月14日までの約3年間続きます。

これは、情緒的に捉えていたことが、土星の力を得て現実味を帯びてくると読み解きます。

また、3月6日まで土星がみずがめ座に滞在していて、おうし座の天王星と「90度」を形成していることで、長く続けてきたことを急にやめたくなったり、やめてしまったりする事情が生じやすいことを暗示しています。例えば、2022年11月に、キンプリの平野紫耀さんや神宮寺勇太さんが2023年の5月にジャニーズ退所することを発表しましたが、彼らはみずがめ座とさそり座で、この時に既に出来ていたこの相から特に影響を受けやすい生まれなのです。

そのため、【みずがめ座】、【おうし座】生まれの人だけでなく、同じようにハードな角度の位置にいる【さそり座】、【しし座】の生まれの人は、3月6日頃まで特に注意……いえ、覚悟した方がいいのかもしれません。

 

前回の土星がみずがめ座からうお座へ移動した年、つまり29年前の1994年では、森永製菓がウイダーインゼリーを発売しました。今ではすっかりこの形態のゼリーが定着していますが、ゼリーとは言え、<水もの(うお座)>を固形化した<栄養(土星)>にするというのは、かなり活気的だったと言えるでしょう。今回もそんな飛躍的な商品が発売されるかもしれません。

 

さらには、しし座に滞在する<火星>とおうし座の<水星・木星>とみずがめ座の<冥王星>が、【Tスクエア】という激しい相を5月下旬に作ります。

これは、火星は水星・木星と90度、冥王星とは180度。水星・木星は冥王星とそれぞれ90度というハード相と大ハード相が組み合わされてできるものです。

たとえば、過剰な情報で激しいトラブル、あるいは外国との衝突が生じる可能性もあるでしょう。そんな気配のある2023年ではありますが、元気でパワフル(木星・おひつじ座)に日々過ごし、目の前の目標を安定(木星・おうし座)させていくことが、素敵な過ごし方になるでしょう。

 

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