紫微斗数占いで見る2023年後半の過ごし方

数ある記事の中よりお目にかかれまして、誠にありがとうございます。
紫微斗数占術師の天住糸巫(あまずみ いとふ)です。
 

2023年の立秋(今年は8月8日)も過ぎました。2024年の立春は2月4日ですので、紫微斗数占いで見る2023年の後半時期が、ようやく始まりました。
 

紫微斗数占いで見る3年予測後半でもお話しした通り、2023年は癸卯(みずのと う)の年です。
欽天四化派紫微斗数(きんてんしかは しびとすう)にて、詳しく見ていきましょう。
 

四化は破軍(はぐん)に化禄(かろく)、巨門(こもん)に化権(かけん)、太陰(たいいん)に化科(かか)、貪狼(どんろう)に化忌(かき)です。
実は欽天四化派紫微斗数の星には男女の別があります。
 

2023年は、貪狼のみ男星です。破軍、巨門、太陰は女星です。
女性の星が多くて何やら賑やかそうですね。実際のところ、この年に生まれた男性は女性との縁が多くなりがちです。恋愛関係に限らず、家族や親せき間でも女性が多い、職場も女性が多い、クラスにも女の子の方が多い・・などです。
 

2023年前半を振り返りながら、3年予測の内容と照らし合わせてみましょう。
「お酒のある場所、人が多く集まる場所において、異性トラブルが増えることが予測されます。」
こう予測していました。
 

5月8日にコロナウィルスは5類感染症となったことで、今年からいろんな場所へ出かける人も多いのではないでしょうか。貪狼は、楽しいことが大好きで、お酒の大好きな星です。家でじっとしているなんて、到底できません。そして、お金が大好きな星です。そんな星に囚われるという意味を持つ化忌がお供しています。昨今流れる物騒なニュースは、これらと無関係では居られないでしょう。
ここだけを切り取ると、「貪狼と化忌星は、良くない」印象を受けてしまいますが、化忌星には、「獲得」という意味もあります。最後の最後に何かを「得る」のです。今年のWBCでの日本優勝や、バレーボールネーションズリーグの男子の準優勝、FIBA バスケットボールでパリオリンピックの出場権獲得などを見ても、その特徴を発揮していると感じ取れます。「貪狼」には、「エンターテイメント」な意味も強く入っているからです。
 

2023年後半の過ごし方を、月ごとに見ていきましょう。
 
 

8月(庚申 かのえ さる)
9月(辛酉 かのと とり)

 
先月から、「金」の気が強くなっています。夏の疲れも相まって、気分が落ち込みやすくなる場合があります。朝起きてすぐ寝室の空気を入れ替え、出来ればベランダなど外に出て深呼吸を行うようにしましょう。太陰(たいいん)化科(かか)の作用もあり、博物館や美術館に行くのが楽しい時期です。足を運ぶのが難しくても、「きれいだな」と思えるものを意識して見ると良いでしょう。
大勢の人が集まる場所でお酒を飲みすぎることや、遊興にふける行動に強いトラブルの暗示があります。紅茶を飲んで心を落ち着かせること、苦みのある野菜、ゴーヤ、きゅうり、大根などを食べてみましょう。
 
 

10月(壬戌 みずのえ いぬ)
11月(癸亥 みずのと い)

 
「水」の気が強くなります。
「木」が育つために「水」は、必須となりますが、多すぎる水は木を腐らせてしまうこともあります。むくみやすい時期でもありますので、引き続きお酒などの飲みすぎには注意が必要です。「口は禍の元」となりやすい時期でもありますので、特に女性はネガティブなことを言いすぎないように注意しましょう。ご自身の「好きなもの、嫌いなもの」をリストアップし、周りに「好きなもの」を多く取り入れることで運気アップにつながりやすい時期でもあります。試してみてはいかがでしょうか。
 
 

12月(甲子 きのえ ね)
1月(乙丑 きのと うし)

 
家族愛がテーマになりそうな時期です。実家に帰る予定がある人もない人も、「お母さん」もしくは母のように慕っている人と積極的に交流しましょう。兄弟姉妹や、同様に仲の良い友人と会うのも楽しい時期です。いつか行ってみたい美しい場所がある人は、この時期に行くのが良いでしょう。破軍(はぐん)は判断力にスピード感のある星で、それが良いとされる化禄(かろく)が付いていますから、まさに「善は急げ」です。
 

以上となります。
 

この中で少しでも皆様の良き運を呼び寄せるヒントがありましたら幸いです。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
 

 

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