【算命学・十二大従星④】モテすぎて困る?! ~ 思春期の星「天恍星」(てんこうせい) ~

 

前回は、真面目な努力家「天貴星」(てんきせい)について解説しました。今回は、人生の「思春期」を象徴する「天恍星(てんこうせい)」の、華やかさと内面の葛藤に満ちた魅力に迫ります。

 

 

 

◇「天恍星」ってどんな星?

 

天恍星は、エネルギーがやや弱い星です。これは、大人への憧れと子ども時代の甘えが入り混じる「思春期の若者」の状態を表します。精神的に不安定で迷いやすい時期ですが、その危うさと独特の色気が人を惹きつけます。この星は特に「離郷の星」と呼ばれ、故郷や親元を離れて外の世界で活躍することで運勢が開けます。

 

 

 

◇「天恍星」の人はどんな性格の持ち主?

 

天恍星を持つ人は、内面の孤独を隠し、華やかな外見で人を魅了する、以下のような性格を持ちます。

 

魅力度ナンバーワンの華やかさ:

独特の感性とセンスを持ち、キラキラした雰囲気で目立ちます。「天性のモテオーラ」があり、異性を惹きつける力が非常に強いです。

 

内面は孤独で繊細:

見た目は華やかですが、心の中では常に迷いや葛藤を抱えており、本質は寂しがり屋で孤独を隠し持っています。強がって、明るく振る舞うことが多いです。

 

直感と衝動で動く:

理論よりも直感を信じて行動します。前向きでチャレンジ精神が旺盛ですが、その直感に従うことで、人生に大きな浮き沈み(波乱)を呼ぶこともあります。

 

若い時は大人びて、年をかさねると若く見える:

人生の時期と外見のバランスが逆転しやすい特徴を持ちます。

 

 

 

◇「天恍星」の人の恋愛傾向は?

 

「魅力度ナンバーワン」ゆえに、恋愛においてはトラブルも起こりやすいのが特徴です。

 

モテすぎてトラブルメーカーに:

異性を惹きつける力が強すぎるため、意図せずとも恋愛のトラブルや三角関係を招きやすい傾向があります。

 

刺激的で自由な恋愛:

マンネリを嫌い、常にときめきやドラマティックな展開を求めます。「結婚より恋愛」を重視し、いくつになっても若々しく恋愛を楽しむ人が多いです。

 

センスを重視する:

おしゃれでセンスの高い人、野暮ったくない人を好みます。自分磨きにも熱心で、恋愛のためならお金を使うことを厭いません。

 

 

 

◇「天恍星」の人の仕事運・向いている仕事は?

 

「華やかさ」と「フロンティア精神」を活かせる仕事が適職です。

 

人前に出る仕事

独特の魅力と華やかさを活かせる、タレント、芸能関係、モデル、ファッション関係、美容師など。

 

国際的な仕事・変化のある仕事

海外赴任を伴う仕事や、国際交流、旅行関係など、広い世界で活躍する分野に向いています。

 

感性を活かす仕事

詩人、デザイナー、クリエイティブ職など、鋭い美的感覚や直感を活かせる分野でも才能を発揮します。

 

 

 

◇人生における「天恍星」の影響(場所別)

 

 

天恍星が人体図のどこにあるかで、その性質が現れる人生の時期が変わります。

 

 

◎初年期(0歳~22歳頃)

家や地元を早く離れる暗示。精神的な迷いや葛藤が多い子ども時代を過ごしますが、若くして独特の魅力で注目を集めます。

 

◎中年期(23~60歳頃)

仕事は華やか、恋愛は波乱。仕事で成功や名声を得やすい一方、恋愛や人間関係で問題が起きやすく、人生の浮き沈みを経験しやすいです。

 

◎晩年期(60歳頃~)

若々しさを保つ老後に。年齢を重ねても感性が衰えず、おしゃれや趣味を楽しむなど、いつまでもフレッシュな雰囲気で過ごします。

 

 

 

◇天恍星が2つある人は?

 

天恍星が2つ以上ある場合、その魅力と波乱の傾向がさらに増します。異性から注目されすぎるため、常にモテ期でいる一方で、恋愛トラブルが絶えません。また、精神的な不安定さも強くなるため、確固たる目的や信念を持って人生を歩まないと、浮き草のように漂ってしまう可能性があります。

 

 

天恍星を持つあなたは、「華やかなオーラで人を惹きつけ、人生という舞台を躍動的に彩るスター」です。内面の迷いをバネにし、外の世界へ飛び出す勇気を持つことで、その独特の魅力は唯一無二の才能となります。一つの分野に情熱を注ぎ込めば、波乱を乗り越え、人生で最高の輝きを放つことができるでしょう。

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