こんにちは、フォーチュン☆セラピストKOKOri.です。
今回の更新タイミングは新月で牡羊座にあります。牡羊座が属するエレメントは「火」。「火」の世界は情熱や欲求による行動力、冒険の世界へ旅立つためのインスピレーションなどを司っています。先日から新たな小アルカナカードのグループ「ソード」がスタートしていますが、「ソード」の属するエレメントは「風」。「風」の世界は冷静さや平常心、社会性、ステータスの構築や公的な人間関係、そのための論理的なコミュニケーションや知識を司っています。「火」と「風」が交わると大きな物事を成し遂げるエネルギーが生まれやすいのですが、アンバランスだと果たしてどうなるのでしょう? それでは、どうぞご一緒に。
ところで、「バランシング・メソッド」ってなに? >>> 初回コラムはこちら。
<ソードの1>
絵柄を見ると、目隠しした女性が両手に剣を持ち、胸の前でクロスしています。背後には静かな湖面、空には三日月が浮かんでいます。このカードが正位置で出たら、冷静になるために、あるいは本心と向き合うために、外界の刺激を閉ざして静かに座り内面を見つめるときだと告げています。それでは逆位置に出たときはどうなるのでしょう?
(バランシング・メソッドでは、このカードが出たとき過剰と見るか不足と見るかは、隣り合ったカードや周囲のカードとの組み合わせを参考にして判断していきます)
【バランシング・メソッド/過剰】
例えば「片想いが長すぎて、あの人が話しかけてきてもちゃんと返事ができないの。つい本心を悟られたくなくてぶっきらぼうな態度になるから、きっと嫌われてるわ」あるいは「取引先に営業で行くと緊張して笑顔が引きつるんだよね。プライベートな話で和ませようとすると、かえって自分のこと話し過ぎてドン引かれるし。。。」といった状態です。冷静さが必要な場面で自分の内面に無意識にこだわり過ぎ、バランスを欠いた対応をしてしまう状態ですね。
☆バランシングタロットからのひと言
本音をつい隠そうとすると理性と感情のバランスを失いがちです。異常な緊張感が走るときは心を閉ざそうとするサインだと思いましょう。「あ、今、緊張してるのにそれを隠して自分をよく見せようとしているな」と捉えれば、フラットな意識を取り戻しやすくなります。
【バランシング・メソッド/不足】
例えば 「今の職場が向いていないから転職したいんだけど、自分に合ってる仕事を調べて何もなかったらどうしようって不安でさ。日々の業務も忙しいし動けないんだよね。。。」あるいは「お客様からクレームがあった商品、これまでウチの看板だったから、どこから手をつければイメージをこれ以上落とさずに売上挽回できるのかサッパリわからない。正直お手上げだよ~」という状態です。
☆バランシングタロットからのひと言
問題が目の前にあっても消極的で受け身な態度を続けていると、膠着状態に陥り、解決まで長引く原因になります。「なんとかすべきことがある」とわかったら、まずは気をそらすものたちを遠ざけ、思考に集中する時間を取りましょう。
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KOKOri./フォーチュンセラピスト
”真の自分らしさを最高に開花させることが開運好転のカナメ。そんな方が一人でも多くなれば未来ニッポンに光の柱が立つ”という志で活動。13年目。カバラタロット、クリスタル&サビアン占星術、パームリーディング(手相)、風水、九星方位気学など東西の神智、神秘学を融合させた独自のアウェアネス・メソッド【Star✽Flow】により、セルフイメージを整え、開運ポテンシャルを高めるパーソナルセッションと各種WSを企画開催。2013年6月、お守りメッセージブック『魂守りコトバ~がんばっている人に効く言葉のおまじない』(イラスト:利光春華)<世界文化社刊>を出版。WEB、雑誌等での執筆も多数。