こんにちは、フォーチュン☆セラピストKOKOri.です。
今回のコラムは、満月が射手座にあるタイミングでの更新です。射手座が属するエレメントは「火」。私たちに体温があるように、この世界で生きるには「熱」が必要です。情熱、やる気、行動力を導くのが「火」の要素。一方、ご紹介している「ソード」カードの属するエレメントは「風」。冷静さや平常心、社会性、ステータスの構築や公的な人間関係、論理性や知識を司っています。この二つがうまく機能すれば成功できそうですが・・・・・・今回ご紹介するカードの数字は「5」です。数字のエネルギーが加わると一体どうなるでしょう? それでは、どうぞご一緒に。
ところで、「バランシング・メソッド」ってなに? >>> 初回コラムはこちら。
<ソードの5>
絵柄を見ると、強気な笑顔を浮かべる男が三本の剣を手にしています。その後ろには剣を捨て敗北感をにじませて去っていく男、泣いているかのように見える男。空の雲は激しく乱れています。このカードが正位置で出たときは、狡猾な争いや荒んだ人間関係、大義名分のない勝利や裏切りによる敗北を示しています。それでは逆位置で出たときはどうなるのでしょう?
(バランシング・メソッドでは、このカードが出たとき過剰と見るか不足と見るかは、隣り合ったカードや周囲のカードとの組み合わせを参考にして判断していきます)
【バランシング・メソッド/過剰】
例えば「彼氏がいるけど好きな人ができちゃった。ま、ごまかせばなんとなかるでしょ。付き合っちゃおう!」あるいは「要はどんな手段を使ってでも売上を上げればいいんだろ?会社のお望み通り、もうやってるよ。」という状態です。裏切りや悪徳行為であっても、それを知ってなお突き進もうという、トラブルを招くことを恐れない強気な姿勢を表わしています。
☆バランシング・タロットからのひと言
強引なやり方がベストじゃないと頭ではわかっていても、自分にとって都合のいい状況になら割り切ろうとする態度は、運命のアンバランスを招くのでいずれ厳しい局面に立たされます。今うまくいっていたとしても、空虚な幸せで終わり、未来に困難をもたらす呼び水になってしまいます。言動には注意を払いましょう。
【バランシング・メソッド/不足】
「あの人、結婚するって約束したくせに親に会ってと言ったら、実は妻子がいるって言い出して。。。最悪!」あるいは「一人で苦労してまとめた契約なのに、上司が自分の手柄にしちゃったよ~(泣)」という状態。騙された、裏切られた、という被害者意識に駆られ、相手の本性を見抜き、それを上まわる知恵を働かせなかった様子が見てとれます。
☆バランシング・タロットからのひと言
信じた人から裏切られることほど辛いことはありません。しかし、奪われたかに見える人間関係は果たして最初から「信頼に足るもの」だったのでしょうか? 複雑な人間心理を見極める目を成長させる貴重な経験かもしれません。殺伐とした感情に振り回されなよう冷静さを取り戻すことが、二度とこんな目に遭わない確かな戦略となります。
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KOKOri./フォーチュンセラピスト
”真の自分らしさを最高に開花させることが開運好転のカナメ。そんな方が一人でも多くなれば未来ニッポンに光の柱が立つ”という志で活動。13年目。カバラタロット、クリスタル&サビアン占星術、パームリーディング(手相)、風水、九星方位気学など東西の神智、神秘学を融合させた独自のアウェアネス・メソッド【Star✽Flow】により、セルフイメージを整え、開運ポテンシャルを高めるパーソナルセッションと各種WSを企画開催。2013年6月、お守りメッセージブック『魂守りコトバ~がんばっている人に効く言葉のおまじない』(イラスト:利光春華)<世界文化社刊>を出版。WEB、雑誌等での執筆も多数。