【KOKOri..流 バランシング・タロット~ペンタクルの10】

こんにちは、フォーチュン☆セラピストKOKOri.です。

 

年の瀬も押し詰まった今回は、山羊座の新月で更新です。山羊座の属するエレメントは「」。ご紹介している「ペンタクル」シリーズが属する世界も「」。経験や着実な努力という実際的なプロセスを重んじ、目に見える豊かさや確かな成果を司るエネルギーがWで登場です。そこに、ナンバー「10」のエネルギーがクロスされるとどうなるのでしょうか? 「ペンタクル」シリーズの最終回。それでは、どうぞご一緒に。

 

 

ところで、「バランシング・メソッド」ってなに? >>>初回コラムはこちら。

ペンタクル10

 

<ペンタクルの10>

絵柄を見ると、立派な建物とアーチの合間にファミリーが描かれています。老人、夫婦、子供、犬たち。何不自由ない暮らしが想像できます。その彼らの前にはペンタクルが10枚、ユダヤの秘教「カバラ」の象徴「生命の樹」の形として浮かびあがっています。これは物質の豊さが極まったとき、そこには神のエネルギーが注がれていることを示している、とも言われています。このカードが正位置で出た場合は、安全と安心に囲まれた家族、正当な富、うまくいく財産の継承や世代交代、子孫繁栄が果たされると解釈できます。では、逆位置に出た際はどうなるのでしょう?

 

 

(バランシング・メソッドでは、このカードが出たとき過剰と見るか不足と見るかは、隣り合ったカードや周囲のカードとの組み合わせを参考にして判断していきます)

 

ペンタクル10

 

【バランシング・メソッド/過剰

「名家に嫁いだものの、伝統やしきたりに縛られて自分らしさがまったく生かせない環境なの。名誉も富もあるけど、自由がないのが息苦しくて。。」あるいは「我が家は代々長男が家業を継いでるから、僕も長男として当然、継いだわけ。で、どうせたくさんあるんだからと資金を新しいビジネスにどんどん投資してたら、いつ回収できるかわからない状況になってしまった。。」という状態です。先人、あるいは先祖や親が作った環境にすんなり属したのはいいけれど、そのエネルギーの大きさをコントロールできずに潰されそうなのですね。

 

 

バランシングタロットからのひと言

生活やビジネスの基盤が安定しているからといって、それを継続して安定させる側に回れるかどうかは別問題です。自分を取り巻いている環境に食われ気味になっているとしたら、一歩引いた視点で冷静に、自らの器との関係を探るべきでしょう。

 

 

【バランシング・メソッド/不足

「高齢出産に挑戦するために、あらゆる妊活方法を試してるんだけど成果はゼロ。このまま家系が途絶えたら私の責任だって親戚中から責められてしまうわ。。」あるいは「専務から社長まで登りつめて、やっとこれから思い通りに采配できるとニンマリしたとたん、前任社長から継承されてなかった財務の穴が見つかって、頭を抱えてるんだよ」という状態です。繁栄を享受する条件が不足し、それを埋めるための策が見つかっていないのですね。

 

 

バランシングタロットからのひと言

人生においては、人間が努力でどうにかできる範囲と天に任せるしかない範囲があります。その見極めを学べば、人は祈るべきときと行動すべきときが明確になるのですね。先人や天界からの信頼、連携が果たしてしっかり取れている人生か、振り返ると良いタイミングでもあります。

 

 

 

 

**************************************

KOKOri./フォーチュンセラピスト

”真の自分らしさを最高に開花させることが開運好転のカナメ。そんな方が一人でも多くなれば未来ニッポンに光の柱が立つ”という志で活動。13年目。カバラタロット、クリスタル&サビアン占星術、パームリーディング(手相)、風水、九星方位気学など東西の神智、神秘学を融合させた独自のアウェアネス・メソッド【Star✽Flow】により、セルフイメージを整え、開運ポテンシャルを高めるパーソナルセッションと各種WSを企画開催。2013年6月、お守りメッセージブック『魂守りコトバ~がんばっている人に効く言葉のおまじない』(イラスト:利光春華)<世界文化社刊>を出版。WEB、雑誌等での執筆も多数。

 

アゲウン心理テスト