麻羽たんぽぽの【2024年の動向とラッキーアクション】

2024年開運へのキーワードは「体験した情報を共有する」です。2024年の開運をお話しするのですが、まずは2020年12月から3年間の社会の流れからお話したいと思います。

 

 

2020年12月に土星と木星が水瓶座で重なった現象は、西洋占星術ではグレートコンジャンクションと呼ばれ、さらに、およそ200年に一度訪れるグランドミューテーションと呼ばれるものでもありました。これは、土の時代から風の時代へ、世の中の価値観が変わる節目と考えられています。

土の時代とは、産業革命から始まり目に見える幸せ(物質・財・肩書・外見・定住など)を大切にする地に足を付けたような価値観でした。風の時代とは、目に見えないものの幸せ(自由・平等・情報・精神性・知性など)に対する価値が高まっていくと考えられています。

 

 

これから新しい時代が始まる!幕開けの年が2021年、そして2022年と続きました。しかし、大きな時代の力を象徴する冥王星は、2023年前半、一時的に水瓶座入りしたこと以外は山羊座にあり、本格的に冥王星が水瓶座入りするのは2024年11月です。

そのため「風の時代」は2024年をもって本格的にスタートすると考えることができます。また、「土の時代」から「風の時代」へ、数年間をかけて世の中が変遷していくと捉えることもできます。

 

 

2021年は木星と土星が水瓶座、冥王星が山羊座の年で、水瓶座的なものに大いにスポットが当たりました。「ジェンダー平等」というキーワードを多く耳にしたと感じる方も多いかもしれません。コロナ渦で価値観が変わり始めたのもこの年でした。

2022年、土星は水瓶座、木星は魚座へ移動し、その後牡羊座~魚座へという動きの年でした。魚座的な側面では、コロナ渦でリモートワークを余儀なくされ就労時間が曖昧になるなどで精神的疲労を訴える人が増えたり、コロナ後遺症など、新しい時代を迎える前に心身を癒すことが求められたりした年でした。一方で牡羊座的な側面では、マスクのまま顔認証する仕組みが導入されたり、3G電波の順次停止が始まり、コロナで会えていない遠方の親兄弟のことや子供たちの思い出作りなど、そろそろどうしようと考え始める人が増えたりなど、未来へ向けた思考行動も見られたと思います。

 

 

2023年、木星は牡羊座から天王星が滞在している牡牛座へ、土星が水瓶座から魚座へ移動しました。そして4月~6月上旬にかけて冥王星が水瓶座に滞在していました。星の動きが多く、木星が牡牛座に滞在していることから、日常生活で実感できるような出来事がせわしなくやってきた年だったのではないでしょうか。3月にマスク解禁、5月からインフルエンザ流行、生活必需品の値上げラッシュ、薬不足などでしょうか。1年が早く感じられた方も多かったかもしれません。

この3年間は、風の時代の序章を木星・土星、とくに水瓶座土星が社会の土台の初めの一歩を作ってきたなかで、徐々に気持ちもついていく、みんなで風の時代の社会に慣れていくことや、そんななかで、「他人事じゃない」「自分なりの考え」をもって、新たな課題をみんなで共有していくことが始まったのではないでしょうか。

 

 

そのような流れのなか、2024年は、木星は牡牛座、5月には双子座へ移動します。土星は2023年に引き続き魚座、そして冥王星は11月の本格的な水瓶座入りまで、およそ1月~8月水瓶座、9~10月山羊座を運行します。木星と冥王星が土の星座(牡牛座・山羊座)から風の星座(双子座・水瓶座)へ入るため、「風の時代感」が一層、増してくるのではないでしょうか。

土星によるモノから入った風の時代はモノや制度を変え、多様な課題を提示してきました。2024年、変化の波に少し慣れ始めたところで、水瓶座の冥王星によって、風の時代における「怖さ」を否応なしに知ることになるかもしれません。たとえば、インターネットの怖さ、情報取引の危険、コミュニケーションの落とし穴…。そんなとき、魚座の土星がヒントを与えてくれそうです。課題に直面したらその情報をシェアして、みんなで自分事として考えるべき、といったように。

また、木星は2023年に引き続きの牡牛座から5月には双子座へ移動します。拡大・発展を司る木星は実感・体感の経験を貯めて、その情報を身近なところから拡散することを推奨しています。本格的に風の時代がスタートする2024年11月に向けて、流れに乗るためには、木星牡牛座から双子座という土から風の流れを意識することをお勧めしたいと思います。

例えば、木星が牡牛座に滞在する4月までは自分が楽しいと思うこと、心地よいと思う体験を積極的にやってみると良いでしょう。木星が双子座に入る5月以降は楽しかったことや心地よかった体験を友人やSNSなどでシェアしてみる。また、他の人やSNSから得た情報で気になることは実際にやってみるのも良いでしょう。

 

 

風の時代、あなたにとっては何か感じるものはありますか?

まだ何も感じないのであれば、2020年12月から約3年間を振り返ってみてください。私がお話した風の時代の幕開けと、あなたの体験から、2024年を開運の年にするあなただけのヒントがみつかるかもしれません。

 

 

(執筆者 麻羽たんぽぽ)

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