前回は、知恵と安らぎの「天堂星」(てんどうせい)について解説しました。
今回は、衰運期に入り、肉体のエネルギーは衰えても精神的な力が強まる「病人の時代」を象徴する「天胡星(てんこせい)」の、鋭い感性とロマンに満ちた世界観に迫ります。
◇「天胡星」ってどんな星?
天胡星は、十二大従星の中でエネルギーが比較的弱い星です。これは、肉体的な活動は制限されますが、その分精神世界が強く豊かになる「病人の状態」を表しています。
最大の特徴は、鋭い感性と美意識。病床で夢を抱くように、ロマンチストで想像力に富み、芸術的な分野で才能を開花させます。しかし、肉体労働や現実的な事柄は苦手です。
◇「天胡星」の人はどんな性格の持ち主?
天胡星を持つ人は、その精神性の強さから、以下のような個性的で繊細な性格を持ちます。
鋭い感性と美意識:
音感やリズム感など、五感が非常に鋭いのが特徴です。独自の美意識を持ち、ファッションや芸術など、クリエイティブな分野に強い縁があります。
ロマンチストで夢想家:
精神世界が美しく彩られており、想像力に富んだ夢想家です。現実的なことには心を砕かれやすく、金銭や利害が絡むドライな環境は苦手とします。
嘘や偽りが大嫌い:
感受性が強いため、人の嘘やごまかしに非常に敏感です。信頼を第一に考え、裏切られるとすぐに縁を切る潔さも持っています。
可愛げのある自己顕示欲:
自分のしたいことだけをしていたい子どもっぽい一面もありますが、どこか可愛げがあり、アピール上手で周りから注目を集めやすいです。
◇「天胡星」の人の恋愛傾向は?
恋愛においても「信頼」と「夢」を重視します。
信頼を第一に求める:
嘘や偽りのない、素直で正直な人を求めます。相手の小さな嘘でも敏感に反応し、安心感を持てない相手とはすぐに縁を切ってしまう繊細さがあります。
ひとりの時間も大切にする:
べったりとした関係は好まず、適度な距離感を取ってくれる人との恋愛を望みます。自分の夢や世界観を理解し、話を聞いてくれる人に惹かれます。
結婚への憧れとためらい:
若いうちは結婚への憧れは強いものの、条件を定めすぎたり、「ひとりが好き」という気持ちが強かったりするため、結婚になかなか踏み出せないケースも多いです。
◇「天胡星」の人の仕事運・向いている仕事は?
「感性」や「精神性」を活かせる、専門的な仕事が適職です。
芸術・表現の仕事:
鋭い感性を活かせる、音楽家、歌手、舞踏家、芸術家、デザイナーなど。
人の心身をケアする仕事:
感受性の強さを活かし、相手の気持ちや身体の変化を察知できる、マッサージ師、カウンセラー、占い師など。
語学・教育の仕事:
音に関する感性が優れているため、外国語教師や日本語教師など、音や言葉を扱う仕事にも適性があります。
◇人生における「天胡星」の影響(場所別)
天胡星が人体図のどこにあるかで、その性質が現れる人生の時期が変わります。
◎初年期(0歳~22歳頃)
直感や感性が鋭い子ども。現実感の乏しさから集団行動が苦手で、単独行動を好みます。自己主張が強いため、自分を正当化するような傾向も見られます。
◎中年期(23~60歳頃)
感性を仕事に活かす。肉体労働には向きませんが、頭脳や感性を使う分野で活躍し、独特の魅力で人気を集めます。ただし、現実的な実行力を意識することが大切です。
◎晩年期(60歳頃~)
老後も芸術家的な感性。いくつになってもロマンを忘れず、趣味や芸術に没頭します。体力の衰えを自覚し、自分のペースを守ることで穏やかな晩年を過ごします。
◇天胡星が2つある人は?
天胡星が2つ以上ある場合、その感受性と可愛げがさらに強まります。いくつになっても可愛らしい雰囲気を持ち、異性からモテます。しかし、見栄っ張りになったり、計算高さが表面に出たりすることもあります。感性が強すぎるため、周囲の「気」の影響を受けやすいため、意識的にポジティブな人や場所を選ぶことが大切です。また、天胡星を二つ持つ女性は、結婚すると夫の運気をあげる星とも言われています。
天胡星を持つあなたは、「鋭い感性と美しいロマンで、人々に夢を与えるアーティスト」です。現実離れしていると言われることもありますが、その豊かな精神世界と独特の魅力は唯一無二のものです。実行力という現実的な力を身につけることで、あなたの夢と才能は大きく花開くでしょう。












