紫微斗数でみる2022年予測 

2022年は壬寅(みずのえ とら)の年。「寅」が表す季節は立春で、立春を暦で表すと2月です。日本はまだまだ寒い日が続く時期ではありますが、「ここから春が始まりますよ」という意味合いから、少しずつ春の兆しが感じられる、そんな明るい兆しが見られる年になりそうです。

 

一方、十干は「壬」です。壬は、ゆったりとした水、大河や海を表しますので、

2022年は、「春先の穏やかな海」と表現できます。

春先の穏やかな海は、まだまだ天候が不安定な日もあります。

明るい陽射しを感じ、薄着で出掛けたけれど、寒かった・・なんてことにならないように、羽織物や防寒具など「念のためのモノ」を持っていく、そんな備えのある行動を今年1年も取っていく方が安心だと言えます。

 

昨年2021年は、辛丑(かのとうし)年の一年でした。

それは、「地道にコツコツと積み上げる」意味合いの強い年。マスクをして外出するのが日常となり、ワクチン接種率も77%を超えるなど、地道にコロナ対策を行う姿勢は、まさに「2020年でリセットされた価値観が少しずつ世の中に浸透していく」年だったのではないでしょうか。

2021年でコツコツ積み上げた成果として、2022年の「明るい兆し」を受け取れるのだと思います。

 

私がお伝えする欽天四化派(きんてんしかは)紫微斗数(しびとすう)では、

【四化(しか)】という大切な星が存在し、明るい良い作用をする<化禄(かろく)>、権力、争いを表す<化権(かけん)>、試験、文化を表す<化科(かか)>、囚われる意味を表す<化忌(かき)>という4つの区分から出来ていて運勢に大きく作用をしています。

 

2022年の「壬」の年に付く【四化】は、

・化禄⇒天梁(てんりょう)

・化権⇒紫微(しび)

・化科⇒左輔(さほ)

・化忌⇒武曲(ぶごく)

で、

天梁でイメージする職業は、「医療関係」です。天梁に明るい作用をする化禄が付くということは、医療関係に従事している方たちに明るいニュースや、ある一定の成果が得られることが考えられます。

また、文化を表す化科に左輔が付きます。左輔は「有能な左腕」を意味しますので、今まで縁の下の力持ちのような役割をしてきた人たちにスポットライトが当てられる、2022年は、そんな場面が増えそうな予感です。

 

紫微斗数の名前にもなっている、中心の星である紫微が表すのは「女王様」です。

リーダーを表す化権に付くということは、様々な分野で女性のリーダーが出てくる可能性が高くなりそうです。

 

武曲は、あらゆる「金」を表します。金属もそうですが、金融の意味も含みます。囚われる意味のある化忌に付くということで、金銭面でのトラブルが多くなることが案じられます

特に、2022年4月より、民法の一部を改正する法律により成年年齢が20歳から18歳に引き下げられます。18歳、19歳をターゲットとした詐欺が横行しやすい年でもありますが、それ以外の年齢の方も大きな買い物などを決断する際は、十分に準備してからの方が良いでしょう。

現在どのような金銭トラブルがあるのか、いつも以上に関心を持ってニュースをチェックする、消費者庁のホームページや刊行物などに目を通すこともお勧めします。

 

◆2022年の開運ポイント◆

「寅」は、五行では「木」を表します。

木は、五臓では「肝」に当たり、ここを表す時間帯は、「午前1時~午前3時」です。

今年は特に、この時間帯に熟睡出来ているとイライラや不安を軽く出来るでしょう。

お仕事の関係などで眠るのが難しい場合でも、スマホやパソコン画面から目を離すなど、目を休めてあげること。ホットアイマスクなどもお勧めです。

また、「壬」は、五行では「水」を表します。

水の気を補うのにお勧めの食材は、「黒いもの」です。黒豆、黒ゴマ、昆布、わかめ、くるみなどが挙げられます。少量でも良いので、積極的に摂取することで健康運と恋愛運が上昇しますので、ぜひ取り入れてみてください。

 

 

 

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