前回は、変化の塊「天報星」(てんぽうせい)について解説しました。今回は、それに続く「赤ちゃんの時代」を象徴する「天印星(てんいんせい)」の魅力に迫ります。
◇「天印星」ってどんな星?
天印星(てんいんせい)は、十二大従星(じゅうにだいじゅうせい)のエネルギーが比較的弱い星です。
これは、自分で何かを成し遂げる力はまだ弱く、周りの人からの愛情や助けを必要とする「赤ちゃん」の状態を表しています。とは言え、この「無力さ」が逆に計算のない純粋な魅力となり、老若男女問わず多くの人から可愛がられ、自然と周りのサポートが得られるという、最高の引き立て運を生み出します。
◇「天印星」の人はどんな性格の持ち主?
天印星を持つ人は、その「赤ちゃん」の特性から、以下のような愛らしい性格を持つ傾向があります。
生まれながらの愛されキャラ:
無邪気で純粋な笑顔とユーモアがあり、その場にいるだけで周りを明るくします。天然のアイドル気質で、困ったことがあっても不思議と誰かが助けてくれる強運の持ち主です。
素直で人懐っこい:
人を疑うことを知らず、誰に対しても分け隔てなく接するため、人脈に恵まれます。ただし、その素直さゆえに悪い人に騙されたり、流されたりしないよう注意が必要です。
行動は受け身:
自分から積極的に動くよりも、誘われたり、頼まれたりしたことをこなすのが得意。リーダーシップを取るより、誰かのサポート役として力を発揮します。
うっかりミスが多い:
細かいことに気が回らない、あわてんぼうな一面もありますが、愛嬌があるので、なぜか許されてしまいます。
◇「天印星」の人の恋愛傾向は?
無意識に人を惹きつける「天印星」は、恋愛においてもモテる星の筆頭です。
受け身の恋愛:
待っていても自然と異性が寄ってくるため、自分から追いかけることは少ないでしょう。アプローチされてそのまま恋愛関係になる、受け身のスタイルが多いでしょう。
愛されることがエネルギー:
たくさん構ってもらい、可愛がってくれる人がタイプです。相手の愛情を感じることで、自分らしさを発揮できます。
「愛されたい」が強いと不安定に:
誰かに愛されている状態が好きなので、もし一人の相手から愛情が足りないと感じると、他の人に目移りしてしまう傾向があります。
◇「天印星」の人の仕事運・向いている仕事は?
「人からの援助」と「持ち前の愛嬌」を活かせる仕事が適職です。
人と関わる仕事全般:
どんな人にも好かれるため、接客業、営業、サービス業、保育士、介護士など、人との交流が中心となる仕事で成功します。
サポートや引き継ぎの仕事:
自分でゼロから道を切り拓くより、すでに整っている環境や、誰かが作った土台を引き継ぐことで、周りの協力も得やすく、スムーズに大成します。
専門的な技能を活かす仕事:
職人技や専門知識を磨き、可愛がってくれる師匠や先輩に付くことで、その道を極めることができます。
◇人生における「天印星」の影響(場所別)
天印星が人体図のどこにあるかで、その性質が現れる人生の時期が変わります。
◎初年期(0歳~22歳頃)
最高の可愛がられ期。親や先生、年長者から愛され、伸び伸びと明るい子ども時代を過ごします。
◎中年期(23~60歳頃)
愛嬌でたいていのミスが許されてしまう社会人。会社や上司の引き立てを受けやすく、苦労が少ない中年期を送ります。ただし、主体性を持ち、人に頼りすぎない努力が必要です。
◎晩年期(60歳頃~)
年をとってもチャーミング。いくつになっても無邪気で可愛らしい雰囲気があり、周りの家族や人から大切にされます。人との縁が途切れず孤独になりにくいでしょう。
◇天印星が2つある人は?
天印星が2つ以上ある場合、その「愛されパワー💗」がさらに強まります。
一方で、周囲からの援助運が強すぎるため、自立心や忍耐力が育ちにくいという課題が生じやすくなります。とは言え、「無欲の勝利」を得ることが多く、世間的な評価や地位にこだわらず、純粋に「楽しいこと」「好きなこと」を追求することで、かえって大きな成功を収めます。
天印星を持つあなたは、「無邪気な笑顔で、人生を周囲の愛で満たす幸福なアイドル」です。意識して頑張らなくても、自然体でいるだけで人生の必要なものが揃う強運の持ち主。その純粋さを失わず、感謝の気持ちを忘れずにいることが、あなたの一番の開運法です✨












