【算命学・天中殺②】寅卯天中殺(とらうてんちゅうさつ)に与えられた ~「理想を掲げ、受け継いだものを発展させる」宿命~

 

前回、子丑天中殺について解説しましたが、今回は算命学における6種類の宿命グループの中から、寅卯天中殺(とらうてんちゅうさつ)に焦点を当て、その深い特徴と運勢を解説します。
天中殺の概要については、まずこちらのコラムをご参照ください。

 

 

◇欠けているもの

寅卯は「スタート」や「東の方角」を象徴しますが、運命学的には「現実世界」や「家庭」「配偶者」といった、生活の土台となる要素を表します。つまりこの寅卯の部分が欠けているのが寅卯天中殺ということです。

 

現実や家庭の縁が薄い:

現実的な生活や、家系・家庭といった枠組みに捉われることが苦手な傾向があります。結婚しても家庭に縛られず、自由を求める性質があります。

 

精神世界の追求:

現実離れした夢や理想を追求する性質があり、精神的な充足を求めることが開運に繋がります。哲学や芸術、学問といった目に見えない世界に関心を持ちやすいです。

 

 

◇恵まれているもの

欠けているものと対極にある要素は、その人にとって恵みとなります。寅卯天中殺の人は、「社会」「仕事」「集団活動」など、家庭や個人生活の外にある要素との縁が強く、社会的な活動や仕事を通して自己実現を果たす運勢にあります。

 

目上・後継者運に強い:

寅卯天中殺の人は、「目上・上司・祖父母」といった世代との縁が非常に強く、彼らからの恩恵や引き立てを受けやすい運勢にあります。誰かが始めたことを受け継ぎ、それを発展させて次の世代へ伝えていく才能に恵まれているため、自分が後継者となることで成功を掴みやすいでしょう。

 

仕事・外の世界での活躍:

仕事や社会貢献を通して、人から必要とされ、活力が湧いてきます。

 

集団での行動力:

グループや組織の中でリーダーシップを発揮したり、協調性を持ちチームをまとめながら目標達成に向けて進んだりする力があります。

 

 

◇基本的な性格・特徴

高い理想を掲げ、それを実現するための行動力と精神を持っています。新しいことへの挑戦を恐れません。

 

精神的な自由を好む:

束縛されることを嫌い、精神的な自由を求めます。現実的な損得よりも、ロマンや理想を優先することがあります。

 

フットワークが軽い:

思考よりも行動が先行しがちで、軽やかに動き回ります。探求心が強く、常に新しい知識や経験を求めます。

 

直感力と企画力:

鋭い直感と、未来を見通すような先見の明に優れており、斬新な企画やアイデアを生み出すのが得意です。

 

 

◇天中殺の期間と過ごし方

天中殺は、誰にでも12年に一度、2年間訪れる「天の味方を得られにくい」時期(運気が停滞する期間)を指します。

 

◎年運: 12年に一度、寅年卯年の2年間

 

◎月運: 毎年の2月3月

 

◎日運: 12日間のうちの2日間

 

誰もが12年に一度訪れる天中殺の期間(寅年と卯年)は、運気の追い風がない 「充電期間」と捉えましょう。この時期は、大きな契約、起業、転職、結婚など、新しい物事をスタートさせるような大きな決断は避けるのが賢明です。

 

運気に逆らわず、静かに現状維持を心がけ、読書や内省、瞑想などで内面を磨く活動に集中することが、その後の飛躍のための英気を養うことにつながります。寅卯天中殺の人はこの期間、現実を離れて精神世界や理想の探求に時間を費やすことで、さらに運勢を味方につけることができるでしょう。

 

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