【KOKOri..流 バランシング・タロット~カップの10】

こんにちは、フォーチュン☆セラピストKOKOri.です。

 

 

 今回の更新は新月でしかも魚座。部分日食でもありますね。魚座と日食のパワーで天と地を繋ぐ浄化エネルギーが降りるので何かが一掃されるタイミング。魚座が属するエレメント「」、ご紹介している小アルカナカードのエレメントも「」とリンクしているのは、どうやらさまざまなものが見えない水で浄化されるサインなのでしょう。そして数字はいよいよ最後の「10」カバラ数秘術においては、その世界の結末を象徴し新しい次元でのスタートを予感させるエネルギーとして扱われます。 水の世界がリンクするタイミングで、このカードは何を教えてくれるのでしょうか? それでは、どうぞご一緒に。

 

 

ところで、「バランシング・メソッド」ってなに? >>> 初回コラムはこちら。

 

 カップの10 

<カップの10>

 絵柄を見ると、空にかかる虹と重なり聖杯が10個並んでいます。それに向かって両手を広げるカップルとそばで喜び合う無邪気な子供たちの姿が描かれています。遠くには彼らの棲み処である赤い屋根のかわいい家が見えます。ファミリーの素朴な幸せと愛が、空に広がる奇跡となって表現されています。このカードが正位置で出ると「理想や夢が実現する」と読め、家族やパートナーを受容するゆとり、そして関係性がさらに発展していく可能性があることを教えてくれます。

 

 (バランシング・メソッドでは、このカードが出たとき過剰と見るか不足と見るかは、隣り合ったカードや周囲のカードとの組み合わせを参考にして判断していきます)

 

 カップの10 

【バランシング・メソッド/過剰

 「憧れのあの人と結婚できて幸せすぎ!これ以上望むものなんて何もないわ。結婚生活をどうしていこうとか、今はまるで考えられない。しかも彼ってモテるから不安だわ」「売上目標をやっと達成できたのはいいけれど、力が尽きたのか今は目の前のことに集中できないや」という状態です。夢が叶った先にある、ぽっかり空いた穴。それはもしかすると次のステージで埋めるべき穴になるかもしれません。

 

 

☆バランシングタロットからのひと言

 幸せを受け入れ、しっかり味わうことは大切ですが、その後の行動に迷いや虚しさが出てしまうのは人生の皮肉と言えるでしょう。理想を手に入れた喜びに浸ったあとは、気持ちを切り替え、次の発展に向かい新しい目標を持つことが大切です。

 

 

 

【バランシング・メソッド/不足

 「一応、家庭は円満にやってるんだけど、どういうわけか家族といてもつまらないし虚しいんだよね。こういうときに不倫って始まってしまうのかな?」「やっと取れた資格のおかげで転職も成功し、会社の人間関係も平和そのもの。充実してるはずなのに、どこか足りない点を探してる。不満がないことが不満かも」という状態です。手に入れた成功や幸せに感謝が足りないので、つい虚しさや不満と結びつけてしまうのですね。

 

 

☆バランシングタロットからのひと言

 不満や不安があることに慣れてしまっていると、目の前の幸せや成功にうまく向き合えず、欠けていることを探したり、トラブルの原因をあえて作ってしまうことがあります。目の前の安定は「奇跡」なのだと素直に受け入れる喜びが、次の豊かさを運んでくれるのだと理解することが大切です。

 

 

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