こんにちは、フォーチュン☆セラピストKOKOri.です。
今回のコラムは、新月が獅子座にあるタイミングでの更新です。獅子座のエレメントは「火」。情熱や理想、目標を持って突き進む内面エネルギーを司っています。そして今回で「ソード」カードは最後の一枚となりました。エレメントは「風」。冷静さや平常心、社会性、ステータスの構築や公的な人間関係、論理性や知識を司っており、「火」を煽りたてるエネルギーを持っています。カードの数字は「10」。この数字のエネルギーが加わると一体どうなるでしょう? それでは、どうぞご一緒に。
ところで、「バランシング・メソッド」ってなに? >>> 初回コラムはこちら。
<ソードの10>
絵柄を見ると、10本もの剣が人の背中を乱れた形で突き刺しています。一見、残酷ですが背後には夜明けが始まっており、人物からは一滴の血も流れていないのです。さらに指の形は大アルカナカードの「司祭」と同じ”祝福”のサインを示している。これは一体どういうことなのでしょう?自分を過剰なほどに追い込むことで退路を断った瞬間、エゴが消え、夜明けが始まるのだと教える構図として受け取れます。それでは逆位置で出たときはどうなるのでしょう?
(バランシング・メソッドでは、このカードが出たとき過剰と見るか不足と見るかは、隣り合ったカードや周囲のカードとの組み合わせを参考にして判断していきます)
【バランシング・メソッド/過剰】
「夫に愛人がいるみたいで、そのせいで子どもが不登校になってしまい、しかも親は介護が必要かもしれなくて、私は仕事をリストラされそう。どこから手を付けていいかわからないくらい不運が重なってるの。。。」あるいは「暴飲暴食が重なって体調が悪いんだけど、病院で検査するのはコワイ。きっとなんか出ると思うんだ」という状態です。どちらも自分の最悪な状況を予想してはいますが、事実をとらえようとはしていませんね。
☆バランシング・タロットからのひと言
不確定なことを思い込みで「最悪」とみなし、その「最悪な世界」にどっぷり浸ってしまっていては、解決のヒントが足元に転がっていても気づけません。これ以上ないというほどまで悩みが大きくなったなら、あとは立ち直るだけ。今抱えている悩みの原因、事実と思い込みを仕分けしたうえで、これまでの生き方を冷静に振り返り対処することが必要です。
【バランシング・メソッド/不足】
「個人の力ではどうすることもできない不運や残酷な出来事がこの世に存在するってニュースで目の当たりにするたびに絶望してしまうんです。。」あるいは「彼女が僕の元を去ったのは、誰のせいでもない、自分の蒔いた種だと頭で分かっていても自業自得とはどうしても割り切れないんだよなあ。。」という状態です。
☆バランシング・タロットからのひと言
不運やトラブルが自分の引き受けるべき問題から発生しているのか、そうではないのか混沌としたままでは、これまでの反省も経験も生きてはきませんね。敗者復活戦には当事者意識があってこそ参戦できます。
**************************************
KOKOri./フォーチュンセラピスト
”真の自分らしさを最高に開花させることが開運好転のカナメ。そんな方が一人でも多くなれば未来ニッポンに光の柱が立つ”という志で活動。13年目。カバラタロット、クリスタル&サビアン占星術、パームリーディング(手相)、風水、九星方位気学など東西の神智、神秘学を融合させた独自のアウェアネス・メソッド【Star✽Flow】により、セルフイメージを整え、開運ポテンシャルを高めるパーソナルセッションと各種WSを企画開催。2013年6月、お守りメッセージブック『魂守りコトバ~がんばっている人に効く言葉のおまじない』(イラスト:利光春華)<世界文化社刊>を出版。WEB、雑誌等での執筆も多数。