【KOKOri..流 バランシング・タロット~ソードの3】

こんにちは、フォーチュン☆セラピストKOKOri.です。

 

今回の更新は満月、蠍座にあるタイミングですね。蠍座が属するエレメントは「」。感情や共感性など私的な思いが交わる世界、理屈にならない気持ちを受けとめる優しさ、柔らかさなどのエネルギーに満たされています。一方、「ソード」の属するエレメントは「」で、冷静さや平常心、社会性、ステータスの構築や公的な人間関係、論理性や知識を司っています。このように「水」と「風」では正反対の様相を呈していますが、今回のカードにはまさにそんな葛藤が表れていそうですよ。それでは、どうぞご一緒に。

 

 

ところで、「バランシング・メソッド」ってなに? >>> 初回コラムはこちら。

 

sword3

 

<ソードの3>

絵柄を見ると、剣が3本もハートに突き刺さっています。背後には雨雲、そして激しい雨が地上に降り注いでいます。ハートが示す情熱や心をためらいなく傷つけ、その悲しみに感情を示す「水」が見えない大地を涙を落とすように濡らしていきます。このカードが正位置で出たときは、トラブルや別れ、残酷な状況などを示しています。それでは逆位置で出たときはどうなるのでしょう?

 

(バランシング・メソッドでは、このカードが出たとき過剰と見るか不足と見るかは、隣り合ったカードや周囲のカードとの組み合わせを参考にして判断していきます)

 

sword3

 

 

【バランシング・メソッド/過剰

例えば「やっぱりあの人、浮気してた。私が大変なときに。。。ひどすぎる!両方を訴えて二人の関係を徹底的に壊してやるわ!」「チームメンバーが自分の意見を押しつけあって気持ちを一つにしないから仕事がまったく進まないよ。このプロジェクトは完全に失敗だな」という状態です。傷つけられて冷静さを欠き、情け容赦ない行動に出ようとしたり、自分の考えが一番だと思い込み譲歩しない姿勢が最終目標から逸脱していく様子が表れています。

 

 

バランシングタロットからのひと言

 物事がうまくいっていないとき、それをコントロールしようと躍起になっているときほど、実はその行動こそがさらなるトラブルを引き起こす原因になっています。なぜそうなったのか、傷ついても勇気をもって現状を理解する姿勢が打開策に通じるのですね。

 

 

 

 

【バランシング・メソッド/不足

例えば 「もう離婚するしかないと思うんだけど、踏ん切りがつかなくて。とりあえず別居して距離を置くかな」あるいは「部下も上司も言いたいことを好き勝手に言ってくるけど、自分はそんなカンタンに本音を口にできないよ。悶々とするしストレスが溜まるんだけどね」という状態です。切り捨てたい、または思いきって変えるべき状況にあるにもかかわらず、妥協を選び思考も行動も立ち往生してしまっているのですね。

 

 

バランシングタロットからのひと言

 悲しみや苦しみに耐えることは時には必要でしょう。しかし、その忍耐に何の意味があるか、しっかり考えてみなければそれは「逃避」にしかなりません。人生はときに理不尽なもの。そういう達観した姿勢があれば、現状を変えるきっかけがつかめます。

 

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KOKOri./フォーチュンセラピスト

”真の自分らしさを最高に開花させることが開運好転のカナメ。そんな方が一人でも多くなれば未来ニッポンに光の柱が立つ”という志で活動。13年目。カバラタロット、クリスタル&サビアン占星術、パームリーディング(手相)、風水、九星方位気学など東西の神智、神秘学を融合させた独自のアウェアネス・メソッド【Star✽Flow】により、セルフイメージを整え、開運ポテンシャルを高めるパーソナルセッションと各種WSを企画開催。2013年6月、お守りメッセージブック『魂守りコトバ~がんばっている人に効く言葉のおまじない』(イラスト:利光春華)<世界文化社刊>を出版。WEB、雑誌等での執筆も多数。

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