【KOKOri..流 バランシング・タロット~ワンドのクイーン】

こんにちは、フォーチュン☆セラピストKOKOri.です。

 

今回の更新は、満月で獅子座のタイミング。そして月食です。月食のときは、過去から引きずる習慣、古いパターンを脱ぎ捨てるきっかけが得られますよ。ぜひ意識してみてくださいね。

前回からコート(人物)カードのご紹介がスタートしましたが、エレメントは「ワンド」。「ワンド」はこれまでコラムでお伝えしてきた通り「火」のエネルギーを司る世界です。まさに「火」のような個性を持った人物像として描かれているのが「ワンド」グループのコートカード、というわけですが、その中でも今回登場する「クイーン」は、これまた獅子座のシンボル、というシンクロぶりです。書き手としてもちょっとビックリ(笑)。さっそくご紹介していきましょう。

 

 

 

ところで、「バランシング・メソッド」ってなに? >>> 初回コラムはこちら。

 

ワンドのクイーン

 

<ワンドのクイーン>

絵柄を見ると、ライオンの彫刻が見える王座に「クイーン」が腰をおろし、頭には花の王冠を、その手には「火」の象徴であるワンドと、太陽のようにパワフルな生命力を放つひまわりが。彼女の後ろにはライオンの紋章が見えます。足元には魔法の使徒、しなやかな女性性を顕わす黒猫がこちらをじっと見つめています。このカードが正位置で出た場合は、聡明で世話好き、コミュニケーションが明快な明るい気質の年上の女性が頼りになる、あるいはそんな堂々とした人物像と縁が生まれる、などと解釈できます。では、逆位置に出た際はどうなるのでしょう?

 

 

(バランシング・メソッドでは、このカードが出たとき過剰と見るか不足と見るかは、隣り合ったカードや周囲のカードとの組み合わせを参考にして判断していきます)

 

ワンドのクイーン

 

【バランシング・メソッド/過剰

「私の母って共働きしながら家事も完璧にこなしてたけど、子どもにはすっごく厳しくて。20歳過ぎたって門限21時とかさ。過干渉なのよね~」あるいは「ウチの上司は女性ですっごい仕事熱心だけど、ライバルの同期を意識してて。ジェラシーを感じると焦っちゃってプロジェクトの方針が思いつきでコロコロ変わるのには、マジ勘弁!」という状態です。物事に熱意を持って取り組む以上のこだわりが募り、「火」エネルギーが過剰に膨れ上がり葛藤を起こしている状態なのですね。

 

 

バランシングタロットからのひと言

本来はおおらかで受容性があり融通の利く大人の女性性が特徴的な人物ですが、相手のことを大切に思うあまり、あるいは誰かのことを注目に値すると考え意識しすぎると、思わずヒステリックな対応をしてしまうことがあります。こういうときこそ「自信にあふれた華やかさ、魅力的なリーダーシップを主軸に置くことこそが大切だ」というサインと受け取るべきときです。

 

 

【バランシング・メソッド/不足

「ダンナや姑さんから理不尽なこと言われても、なかなか言い返せなくて。本当は自分の方が正しいと思ってるし、意見もあるんだけど、なぜか外でも怒りを吐き出せなくなってしまって、ストレスが溜まりまくり。。。」あるいは「仕事の取引先の女性はいつもよく笑うし声も大きいから周囲を明るくするタイプだったんだけど、最近どうやら失恋したらしくて。訪問しても挨拶さえ返してこない。わかやすく、ド真っ暗なんだよ」という状態です。もともと持っている「火」エネルギーを内外にうまく循環させることができず、くすぶってしまっているのですね。

 

 

バランシングタロットからのひと言

本来、寛大であるはずのキャラクターがエネルギーのくすぶりによって弱められ、脆くなってしまうと、持ち味である輝きや暖かさを周囲から逆に奪い取ってしまうことになります。似合わない弱弱しさやためらいが出てきたときほど、自分の置かれた環境に「情熱を取り戻す努力が必要だ」というサインと受け取りましょう。

 

 

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KOKOri./フォーチュンセラピスト

”真の自分らしさを最高に開花させることが開運好転のカナメ。そんな方が一人でも多くなれば未来ニッポンに光の柱が立つ”という志で活動。13年目。カバラタロット、クリスタル&サビアン占星術、パームリーディング(手相)、風水、九星方位気学など東西の神智、神秘学を融合させた独自のアウェアネス・メソッド【Star✽Flow】により、セルフイメージを整え、開運ポテンシャルを高めるパーソナルセッションと各種WSを企画開催。2013年6月、お守りメッセージブック『魂守りコトバ~がんばっている人に効く言葉のおまじない』(イラスト:利光春華)<世界文化社刊>を出版。WEB、雑誌等での執筆も多数。

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