【KOKOri..流 バランシング・タロット~ペンタクルの5】

こんにちは、フォーチュン☆セラピストKOKOri.です。

 

今回の更新タイミングは牡羊座の満月ですね。牡羊座の属するエレメントは「」。情熱や熱意、目標や夢、向上心を司る世界です。一方、今ご紹介している「ペンタクル」シリーズが属する世界は「」。経験や着実な努力という実際的なプロセスを重んじ、目に見える豊かさや確かな成果を司る世界。「火」と「地」の組み合わせは、天へ向かうエネルギーと大地に安定しようとするエネルギーが拮抗します。そこへナンバー「5」のエネルギーがクロスされるとどうなるのでしょうか? それでは、どうぞご一緒に。

 

 

ところで、「バランシング・メソッド」ってなに? >>>初回コラムはこちら。

 

ペンタクル5

 

<ペンタクルの5>

絵柄を見ると、雪が降りしきるなかをくたびれ果てた服をまとい裸足の男女が虚ろな様子で歩いています。教会なのか建物のステンドグラスの向こうには暖かな光が見えているにも関わらず、彼らが助けを乞う様子もありません。痛々しい姿がせつないですね。彼らは孤独でお互い以外に頼る者がない状態です。このカードが正位置で出た場合は、 体調や経済的な状況、人間関係などが困難を極めている状態、孤独で人生が路頭に迷っていることを顕わしています。では、逆位置に出た際はどうなるのでしょう?

 

 

(バランシング・メソッドでは、このカードが出たとき過剰と見るか不足と見るかは、隣り合ったカードや周囲のカードとの組み合わせを参考にして判断していきます)

 

ペンタクル5

 

【バランシング・メソッド/過剰

「ずっと疲れをガマンして仕事をしていたんだけど、ある日突然倒れたら即入院、即手術と言われてしまって。それだけならまだしも、保険に入ってなかったし、仕事もなくして踏んだり蹴ったり。退院して元気になったとしても、この先どうしていいかわからない!」あるいは「事業に失敗して数十年ぶりに故郷へ帰ってみたけれど、ずっと疎遠だった家族や友人から”今さら帰ってきて頼られても困る”と言われてしまって。。。」という状態です。体調の問題と経済的な問題、経済的な問題と人間関係の問題など、一つだけでもヘビーな問題がさらに重なってしまっている状態ですね。

 

 

☆バランシングタロットからのひと言

 途方に暮れる事態が、人生にはたびたび起こります。その苦い経験からいろいろなことを学ぶわけですが、身から出たサビ、といえる場合とそうでもない場合があり、苦しみが重なると、人は正常な判断ができなくなりがち。さらにトラブルを引き起こす場合もありますね。まずは重なって混沌としている問題を分けて整理すること。そして”サポートは必ずある”と信じることが「実は近くにある光」を見つけるヒントになります。

 

 

 

 

【バランシング・メソッド/不足

「恵まれた家に育ったわけじゃないから、いつも何か足りないものが心のなかにあって自分に自信がまったく持てないのが悩みなんです」あるいは「リストラされた同士で起業しようとしてるんだけど、お互い誰かのリードに甘えようとしててプランが全然進まないんだよな。まあ、オレもその一人なんだけどさ」という状態です。過去の基準が自分を規定していると、行動力が弱まりがち。辛く苦しい状況から抜け出すヒントがなかなか見つからないものです。

 

 

バランシングタロットからのひと言

 人生を立て直す必要があるときでも、過去や現在の物質的な貧しさに引きずられて、つい心も貧しくなってしまうおときがあります。心の貧しさとは自分を信じることができない状態を指します。どんなときもそれが永遠に続くことは決してなく、雪はやみ、太陽はやがて顔を出します。灯りのともる窓を開いて手招きする存在の導きもあるでしょう。しかし待つのではなく、自らの足で探す勇気を持つことも大切ですね。

 

 

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KOKOri./フォーチュンセラピスト

”真の自分らしさを最高に開花させることが開運好転のカナメ。そんな方が一人でも多くなれば未来ニッポンに光の柱が立つ”という志で活動。13年目。カバラタロット、クリスタル&サビアン占星術、パームリーディング(手相)、風水、九星方位気学など東西の神智、神秘学を融合させた独自のアウェアネス・メソッド【Star✽Flow】により、セルフイメージを整え、開運ポテンシャルを高めるパーソナルセッションと各種WSを企画開催。2013年6月、お守りメッセージブック『魂守りコトバ~がんばっている人に効く言葉のおまじない』(イラスト:利光春華)<世界文化社刊>を出版。WEB、雑誌等での執筆も多数。

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