12年のうち2年間、誰にでも必ず訪れる「天中殺」。
※ご自身の天中殺を知りたい方はこちら
「天中殺」と聞くと、なんだか怖いイメージを持たれる方が多いと思います。「何もしてはいけない時期」「不運が続く時期」と思われていたり、実際にそんな風に説明されたりすることも多いですよね。
でも私は、天中殺は決して怖いものではないと考えます。天中殺は、むしろ「見直しの時期」。これまでの10年間の過ごし方が表面化する〈通知表〉なのです。病気の発覚、政治の裏金問題、芸能人の不倫報道などは、実は天中殺の時期に表面化していることが多いです。
外への拡大を止め、自分の「内側」に意識を向ける
普段、私たちは目に見える成果や結果を求めて動き続けています。新しいことを始めて、成長して、拡大していく。でも、ずっとアクセルを踏み続けていたら、どこかで疲れてしまいますよね。
天中殺は、そんなアクセルを一度緩めて、「今のままでいいのかな」「本当にやりたいことってなんだろう」と自分自身を見つめ直すための時期です。外に向けて動くのではなく、内側に意識を向けること。
具体的にしない方が良いことは、結婚、引っ越し(転勤など自分の意思でないものは大丈夫!)、家を建てること、大きな契約ごと、就職、転職、開業、などです。実際、天中殺の時期に無理に新しいことを始めようとすると、なぜかうまくいかなかったり、思わぬトラブルが起きやすくなったりします。それは「ダメな時期だから」ではなく、「今はそのタイミングじゃないよ」というサイン。
現実を追うより「精神的成長」と「メンテナンス」に投資する
今まで積み重ねてきたものを整理して、必要なものと手放すものを見極める。そういう「調整期間」として捉えていただくと、天中殺はとても意味のある時期になります。現実的な面では上手くいかなくても、精神的な成長をしやすいのもこの時期です。そのため、勉強など自己成長にお金や時間を使うのはおすすめです。
そして、私利私欲ではなく本気で相手のことを思って行動すること。天中殺中は1円も稼いではいけない!という先生もいらっしゃいますが、自分の利益を全く考えなければビジネスもうまくいっている例はみてきました。
ただ、やはり知り合いの経営者は人を採用してもすぐ辞めてしまったり、プロジェクトがギリギリで流れてしまったりとうまく行かないことも多いと言います。また、「何も表面化しなかったな」と思っていても終わるギリギリで病院に駆け込むことになったり、手術を受けなければならなくなったりしやすいこともあるようです。
そのため天中殺が始まる前や始まったらすぐに人間ドックや定期健診へ行くことをおすすめします。
天中殺が明けたとき、景色は驚くほど変わる
天中殺中に丁寧に自分と向き合った方は、天中殺が明けた後に驚くほどスムーズに物事が進んでいくことが多いのです。なぜなら、土台がしっかり整い、方向性が明確になっているから。そして、無駄なものを手放して、本当に大切なことだけに集中できるようになっているからです。
天中殺は、怖がるものではなく、その時期にしっかり自分を整え活かすもの。この時期をどう過ごすかで、その後の流れは大きく変わっていきます。
もしあなたが今、天中殺の時期にいるのであれば、焦らないでください。今は種を蒔く時期ではなく、土を耕す時期。
つまり育ちやすい環境に整える時期です。
ゆっくりと自分自身を見つめ直して、心と体を整えていくことに意識を向けてみてください。そうすれば、天中殺が明けた時には、きっと今までとは違う景色が見えてくるはずです。
執筆・監修 / サンチェス香穂
使命や強みを精神論で終わらせず、実生活やビジネスに活かすサポートを行っている。鑑定実績2,000人以上。講師として











