今日で、7月も終わり。
明日から8月になります。 8月と言えば、「八朔(はっさく)」という言葉をきいたことがありますか?
八朔は、八月朔日の略で、朔日とは、月の初め、1日のことを指します。
なので、八朔=8月1日
正確には、旧暦の8月1日をさすので、まだ先なのですが、
この八朔は、「三大厄日」と呼ばれる要注意日のうちの1日だそうです。
「二百十日・八朔・二百二十日」の「三大厄日」といわれる日は、
台風の襲来が多いとされ、農民や漁民は昔からこの日は最大の注意を払って過ごしていたそうです。
ちなみに、2019年は
二百十日=9月1日
八朔=8月30日
二百二十日=9月11日
😯 !!!
台風がくるか、こないか・・・その時にならないとわからない。
台風ほど、天気予報を当てにできないものはありませんね。
ちなみに、2011年に「紀伊半島豪雨」を引き起こし、73名もの死者を出した台風12号タラスは、
8月25日に発生、29日に大形の台風となり、
9月3日に高知県に上陸。多くの被害を出しながら9月5日に温帯低気圧へと変わりました。
この年は、8月29日が八朔、9月1日が二百十日でした。
2011年は、この後も立てつづけに台風が発生し、
9月13日には台風15号ロウキーが発生し、甚大な被害を残しました。
この台風による、死者は16名、東日本に上陸した台風では戦後最大級と言われました。
地域によっては、このころの台風が農作物に甚大な被害をもたらすことから 八朔の時期に、
豊作祈願のお祭り「八朔祭り」を行っているところもあるようです。
思い返せば、過去に、この時期に沖縄にバカンスに出かけて、帰れなくなったこともあったな・・・ 😥
最近、雨による災害が、なにかと増えているように感じます。
自然の力をどうこうすることはできませんが、
今年は八朔祭りに出かけて、台風が穏便にすぎさってくれることを祈ってみようと思います。
それでは、三大厄日のお出かけに気をつけつつ、
皆さんも、残り少ない夏を楽しんで 😆