前回は、現世の欲から離れた「天極星(てんきょくせい)」について解説しました。今回は、「墓守(先祖の墓に入る、お墓を守る立場)」を象徴する「天庫星(てんこせい)」の(※てんくらせいと読むこともあります)、真面目で凝り性な探求心と、家系を守る宿命に迫ります。
以前、天庫星についてすこし取り上げていますので、より詳しく知りたい方は、『【算命学】お墓参りは最高の開運アクション~家系の流れ~』をご覧ください。
◇「天庫星」ってどんな星?
天庫星は、十二大従星の中でエネルギーが、平均よりやや弱い星です。これは、死後の世界で家系を守る「墓守」の状態を表しています。最大の特徴は、「凝り性」と「探求心」。物事を深く掘り下げて考えることに非常に能力を発揮します。また、先祖や家系との繋がりが強く、意識していなくても家系を継ぐ役割を担う傾向があります。
◇「天庫星」の人はどんな性格の持ち主?
天庫星を持つ人は、その「墓守」の特性から、以下のような真面目で一途な性格を持ちます。
凝り性で一意専心:
一つの物事を深く掘り下げ、究明することに喜びを感じるタイプです。凝り性なので、周囲が諦めるようなことでも粘り強く続け、その分野の専門家として大成します。
古風で真面目、正直者:
浮ついたところや派手さがなく、古風で誠実な考え方を持っています。約束やルールを重んじ、嘘のない正直な態度で信頼を得ます。
家系のまとめ役となる宿命:
長男・長女でなくても、結果的に実家や家族の面倒を見る役割を担ったり、家系を守る立場になったりすることが多いです。この奉仕的な生き方が、運気を安定させます。
ご先祖様のご加護がある:
天庫星は祖先に守られているという特徴があり、人生の
窮地に陥った時、不思議と助けられる運の強さを持っています。
◇「天庫星」の人の恋愛傾向は?
恋愛においても「古風」で「一途」な関係を求めます。
古風で真剣な恋愛観:
浮ついた関係や刺激的な恋愛は好みません。交際がスタートしたら、早い段階で結婚を視野に入れ、家族への紹介も早い傾向があります。
一途でよそ見をしない:
一度好きになると、その人に一途でよそ見をしません。しかし、堅物で自分からアピールするのは苦手なため、基本的に恋愛は待ちの姿勢で進みます。
焦りを嫌う、ゆっくり愛を育む:
恋愛においても深く掘り下げてじっくりと考えたいタイプなので、急な変化や焦らされる状況が苦手です。ゆっくりと時間をかけて愛を育むことを望みます。
◇「天庫星」の人の仕事運・向いている仕事は?
「探求心」と「専門性」を活かせる、一つの分野に集中できる仕事が適職です。
専門的な研究職や学者:
物事を深く掘り下げて探求する能力が、研究職、学者、専門家、執筆業などで活かされます。
教育・伝統を重んじる仕事:
真面目な姿勢と古風な考え方が、教師や伝統工芸、古い歴史を扱う学芸員などに適しています。
家系・組織を守る仕事:
組織の中で、一族のまとめ役や、次世代に技術を伝えるような後継ぎの役割を果たすことで、運勢が安定します。
◇人生における「天庫星」の影響(場所別)
天庫星が人体図のどこにあるかで、その性質が現れる人生の時期が変わります。
◎初年期(0歳~22歳頃)
大人びて真面目な子ども。凝り性な性格を活かし、一つのことを徹底的にやり遂げることで将来の運気アップに繋がります。親や先祖からの加護を受けやすいです。
◎中年期(23~60歳頃)
奉仕と家系の役割。仕事や家庭において、奉仕的な生き方をすることで安定した運勢になります。仕事では専門性を深め、揺るぎない地位を築きます。
◎晩年期(60歳頃~)
家長の役割を果たす老後。長年の経験と知識を活かし、一族や組織のまとめ役として静かに影響力を持ちます。正直で頑固ですが、その中庸的な考えで家庭や家系を守ります。
◇天庫星が2つある人は?
天庫星が2つ以上ある場合、その凝り性と頑固さがさらに強まります。「一つのことを極める力」が並外れているため、専門分野では天才的な力を発揮できます。しかし、頑固さが強くなりすぎると、周囲の変化や意見を受け入れにくくなり、孤立することがあります。人との調和を意識した奉仕的な生き方をすることで、運勢はさらに安定します。
天庫星を持つあなたは、「探求心と誠実さで、人生に深い専門性と信頼を築く人」です。その一途な努力と家系を守る使命感は、何にも代えがたいあなたの強みです。一つの道を極めることに集中し、真面目に生きることで、ご先祖様のご加護を受けて安泰な人生を築くことができるでしょう。












