特集 「開運伝説 エケコ人形」

 

エケコ人形

アンデス地方から来た、福を招く「エケコ人形」

絶大なインパクトを持つこの人形。
アンデス地方で「福を招く」として言い伝えられている『エケコ人形』です。

日本では、日本テレビ系『ザ!世界仰天ニュース』(2010年5月12日放送「幸せになりたいスペシャル・ボリビア エケコの幸せパワー」、2011年8月17日放送「幸せスペシャル パート4・仰天ニュースで幸せつかむ!!」)で紹介され、注目され、中国産の模倣品も出回るほどのブームとなりました。

エケコ人形は、日本でいうだるまのような存在でもあり、本来は、1月24日に行われるアラシータという年始を祝うお祭りで、販売されているものでした。お祭りでは、様々な日用品のミニチュアも販売されており、訪れる人は、自分のエケコ人形に想い思いに願いを込めて、ミニチュアをつけ、富や名声、成功を祈ったようです。その他にも、恋愛成就や、結婚相手を引き寄せるということで、男女問わず人気者となっています。

この、インパクトのあるルックスはどこからきたのでしょう?

エケコ人形

これは、まだ、この地方がスペイン軍の支配下にあったころの話。そのスペイン軍の司令官につかえていた下女にパウリタという美しい娘がいました。

パウリタには、イシドロという彼氏がいましたが、司令官の下女になることになり、二人は別れなければならなくなりました。イシドロは、別れの日にパウリタにひとつの人形をプレゼントしました。その人形はイシドロが司令官に似せて作った人形で、今の、エケコ人形の原型になったものです。

そう。つまり、当時のスペイン軍の司令官の姿だったのです。

その人形には、いくつかの食糧がぶら下げられていました。

その時、スペイン軍は反乱軍による包囲戦の最中にあり、ひとびとは食糧難に苦しんでいました。しかし、パウリタの持つこの人形についている食糧だけは、いくら食べても尽きることはありませんでした。パウリタは、司令官に似ているこの人形が担いでいる食糧はいくら食べても減らないのだと言い伝え、実際に人々は飢えることがありませんでした。

実は、これは、イシドロの知恵で、尽きることのないと言われた食料は、イシドロがパウリタに夜な夜なこっそり運んでいたのです。

やがて、スペイン軍と反乱軍の戦争が終わると、司令官は自分に似たありがたい人形のことをすっかり気に入り「これをもっていると幸運がある」と人々に話したことから、エケコ人形はたちまち、広まっていったのです。

そして、この司令官は、パウリタとイシドロの結婚をも認めてくれるようになりました。ふたりは、この幸せをエケコ人形のお陰と考え、深く感謝したということでした。

また、ニット帽をかぶり、沢山のものを背負うという変わったスタイルは、インカの神様・ビラコチャと同一のものだとも言われています。インカ帝国の首都だったクスコ郊外の山では帽子をかぶり荷物を背負った神の像が見つかっており、これが、エケコ人形の起源ではないかとされているのです。

そしてエケコ人形に、タバコをくわえさせると、ご機嫌になり、その願いを叶えてくれるという言い伝えは、アンデス地方で予言などの儀式の際にたばこの煙が使われていたことからきているとされています。

エケコ人形

この人形が、置くだけで不思議なまでのインパクトと存在感を発しているのは、アンデス地方の神々の力が宿っているからなのかもしれません。

強烈なパワーで幸運を引き寄せるエケコさんの力を一度体感してみませんか?

 

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