はじめまして。私は、占い業（対面鑑定、メール鑑定、チャット鑑定、電話鑑定などの業務）と執筆を行っている占い師夕月（ゆうづき）と申します。
今日は、題名の通り、人に関係することでコラムを書かせていただきたく存じます。最後まで、お付き合いくださいね。
さて、対人関係では、占いでもいろんなご質問がでてきます。
やはり誰だって、皆と仲良くしたいもの。しかしながら、対人関係は化学反応のようなところがあり、自分とは思いがけないところで、トラブルが起きたり、逆に苦手だった人とひょんなことで仲良くなったりしますよね。
これが、人間関係の面白さで、万華鏡を少し回すと、見える景色が異なり、さらに美しい違う景色がみえたりするように、いろんな物事や関係性が千変万化していきます。
今日は、占い師がみた、「対人関係の極意」をお伝えします。
新しく出会う人や今までの友人などと出会う前にすることは、まず、楽しく会話していることを想像しておくことが大切ですね。「思考は現実化する」という言葉通り、自分の緊張感は相手にも伝わるので、自分がリラックスできるところでお話ししたり、お食事したりするのも大事です。
例えば、結婚相談所で出会った男女二人の初デート先は、男性がエスコートすることが多いので、男性の方がよく出かける街で、デートするのが良いでしょう。
とういうのも、男性側からみて、スピリチュアル的に＜よく行く街＞はすでにご自身が持っている「オーラ」と融合しているので、気持ちが柔らかくなって話がしやすくなり、デートの成功率も上がるわけです。
「オーラ」とは、自分の体の周りを包む、仏様なら後光のようなもので、体調、ご自身の性質（性格とも言うべきでしょうか…）がわかります。オーラの強弱により、体調の良し悪し、周囲への影響力、思考（積極性とか消極性とかシンプルな思考状態）もわかるシンボルマークみたいなものです。
そして、「オーラが融合する」と言うのは、お互いが仲良くなれる、動物でいうマーキングが完了した状態なので、お互い（この場合は土地）が、気心知れた存在になれる（もしくは、なれた）と言うことになります。
そのため、気合いをいれすぎて、普段はあまり行かないハイクラスな街にしてしまうと、オーラがまだ融合できていない状態なのであまりお勧めはしません。
もしそこへ行きたいと思う場合は、一時間など早くきて、街を探索するのがオススメです。自分の足で歩くことで、足を通して、オーラが付き馴染みます。また、デート進行のイメトレもできますからね。
具体例として、男性の初デートを出してしまいましたが、女子会やママ友会、同窓会などでも同じように考えてもらえれば大丈夫です。
また、最近では、「ちょっと人と会ったり接したりするのが怖い」という対人恐怖を感じる、繊細な方もいらっしゃいますね。その対策としては、「香り」がいいですよ。
昔で言う「魔除け」なんです。「いい香りには魔が去る」と、あるお香屋さんには「香の十徳」というものもあります。香りの選び方は、季節に合うものや、お相手の方をイメージしたものでもＯＫです。「香りって、わからない」という方には、さわやか系か甘い系かどちらが好みかを嗅いでいただいて、直感で選んでもらえたら良いかと思います。オーデコロン、香水が苦手な方は、におい袋やサシェなどをバックにさりげなく入れても良いでしょう。
また、前提として、皆さん当たり前にやっていらっしゃるかもしれませんが、会う前に相手の好み、職業、食べ物の好き嫌い、ファッションなどを把握しておくといいですよね。自分ともし違う価値観だと思った時には、その違うキーワードをＳＮＳ（インスタ、エックス）なでで調べてみましょう。世界が広がりますよ。
そして、次にお伝えしたいことは、人と会った後にするといいことです。
仲良くなれた時に、思い出として、一緒に行ったお店の割りばし袋、あるいはショップカードをいただき、改めてその紙をみて、また行きたいなあ、会いたいなあと思うことが大切です。物に気持ちが宿り、相手にも、また会いたいという気持ちにさせてくれるでしょう。それから、できるだけ早めにお礼のメールをすると◎。
ここで大切なのは、長文を送らないことです。一行程度のさりげないご挨拶の方が、人は思いやりを感じるのです。かつての百人一首がなぜ現代まで受け継がれているかというと、字数が少ないからなんですね。それと同じで、お相手にいろいろと空想させる喜びを与えることができるでしょう。
しかし、残念ながら、お会いした方とうまくいかなかった、もしくは疲れて帰ってしまったという時には、「塗香（ずこう）」というアイテムがあります。これは、ご存じの方が少ないかもしれませんが、お坊様がよく持っているもので体につける「塗るお香」なんです。お清めのお塩と同じような役割をするので、対人関係が苦手な方はこれをあらかじめつけてもいいですし、なんか気になるときに体の「三首（さんくび。手首、足首、首）」につけてもいいでしょう。
また、楽しくても、つまらなくても、人と会うと興奮して寝にくいという方は、お風呂を少しぬるま湯にして、サンキャッチャーを寝室に飾っても良いですね。サンキャッチャーは光を集め、そして跳ね飛ばします。邪気が跳ね飛ばされるのと同じですから、かける場所はどこでもいいので、自分が落ち着く場所、ピンとくる場所につけてみてください。そして、寝室は北枕が昔は亡くなった方の方位と同じということで、良くないとされていましたが、最近では北枕の方で寝ると霊力が高まるというスピリチュアルな観点でも良いようです。また、自分にあう寝室作りも対人関係の極意ではありますね。
皆さまがますます幸せなスピリチュアルライフを過ごせますように。
全てのご縁に感謝して。
