こんにちは、フォーチュン☆セラピストKOKOri.です。
今回のコラムは、新月が双子座にあるタイミングでの更新です。双子座が属するエレメントは「風」。ご紹介している「ソード」カードの属するエレメントと同じですね。「風」は冷静さや平常心、社会性、ステータスの構築や公的な人間関係、論理性や知識を司っています。それが強調された組み合わせであり、今回ご紹介するカードの数字は「6」。この数のエネルギーが加わると一体どうなるでしょう? それでは、どうぞご一緒に。
ところで、「バランシング・メソッド」ってなに? >>> 初回コラムはこちら。
<ソードの6>
絵柄を見ると、親子を乗せた舟が船頭に運ばれていく様子が描かれています。舟には6本の剣が刺さっており、なんとか水の上に浮かんでいるからか不安なのでしょうか? 親の方は背を丸め、子どもはピタリと親に寄り添っています。舟が向かっているのは新しい土地。これまで不安で落ち着かない日々だったことを舟の手前に寄せる波が教えていますが、向かう先の水面は静かです。新天地は親子の未来を迎え入れようとしていることを示しています。それでは逆位置で出たときはどうなるのでしょう?
(バランシング・メソッドでは、このカードが出たとき過剰と見るか不足と見るかは、隣り合ったカードや周囲のカードとの組み合わせを参考にして判断していきます)
【バランシング・メソッド/過剰】
例えば「新しい恋の相手は本音をあまり話してくれないの。自分だけ盛り上がっちゃって飛び込んでみるしかない!って告白して付き合い始めたんだけど、やっぱり本音は出てこない……はあ~間違ってたかなあ」あるいは「憧れの仕事に転職できたから、はりきって頼まれてもいない企画アイデアをバンバン出してみるけど、周囲の反応はイマイチ。いったい何をやれば認めてもらえるんだ?」という状態です。新しい関係への不安を行動することで解消しよとしても空回りしていることが伺えますね。
☆バランシング・タロットからのひと言
新しい環境や人間関係には不安は付き物。それを直視せず、本音や実際の状況を確認しないまま行動に移しても期待する実りは手にできないのですね。
【バランシング・メソッド/不足】
「告白されたはいいけれど、次にいつ会えるかわからないほど、お互いスケジュールが合わない相手なのよねえ」あるいは「このプロジェクト、スタッフに知識も技術も不足してると判明したからしょうがいない。スタートは延期だな」という状態です。恋も仕事も条件やタイミングが揃わないと進展しないということですね。
☆バランシング・タロットからのひと言
将来への不安は誰しもあります。新しいことが始まるときほどその感情が募りますが、心細さに飲まれず前進していくためには、本来どんな行動が必要なのか、思考を巡らせてみる必要がありますね。
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KOKOri./フォーチュンセラピスト
”真の自分らしさを最高に開花させることが開運好転のカナメ。そんな方が一人でも多くなれば未来ニッポンに光の柱が立つ”という志で活動。13年目。カバラタロット、クリスタル&サビアン占星術、パームリーディング(手相)、風水、九星方位気学など東西の神智、神秘学を融合させた独自のアウェアネス・メソッド【Star✽Flow】により、セルフイメージを整え、開運ポテンシャルを高めるパーソナルセッションと各種WSを企画開催。2013年6月、お守りメッセージブック『魂守りコトバ~がんばっている人に効く言葉のおまじない』(イラスト:利光春華)<世界文化社刊>を出版。WEB、雑誌等での執筆も多数。