こんにちは、フォーチュン☆セラピストKOKOri.です。
今回のコラムは、満月が射手座にあるタイミングでの更新です。振り返ってみると、「ソード5」について書いたときと同じ。射手座が属するエレメントは「火」で情熱、やる気、行動力を導きます。現在ご紹介している「ソード」カードのエレメントは「風」。冷静さや平常心、社会性、ステータスの構築や公的な人間関係、論理性や知識を司っており、「火」と「風」が組み合わされば、とあるアクションが連想されますね。そして今回ご紹介するカードの数字は「7」。この数のエネルギーが加わると一体どうなるでしょう? それでは、どうぞご一緒に。
ところで、「バランシング・メソッド」ってなに? >>> 初回コラムはこちら。
<ソードの7>
絵柄を見ると、こっそりと5本の剣を盗み去ろうとしている男が描かれています。残る2本の剣はそのまま残されているので、彼の企みがパーフェクトではないことがわかります。それでも人目を盗むのに成功するほどの計算高さはあるよう。背景の黄色は知恵のエネルギーを、帽子と靴の赤はワクワクするような情熱を表わしますが、顔の向きと足の向きが違っているため、彼のやろうとしていることの矛盾が描かれています。それでは逆位置で出たときはどうなるのでしょう?
(バランシング・メソッドでは、このカードが出たとき過剰と見るか不足と見るかは、隣り合ったカードや周囲のカードとの組み合わせを参考にして判断していきます)
【バランシング・メソッド/過剰】
「最近、彼ができてめっちゃハッピー!でも実は結婚してるって後でわかったの。という体(てい)でまわりには押し通そうと思ってるんで、協力よろしくね!」あるいは「ライバル企業にスパイとして送り込まれたら、どういうわけか順調に出世。居心地いいから古巣を裏切ってもいいかなあ」という状態です。どちらの環境、関係にも嘘があることが明白でその嘘をあえて現実化し、自分にとって都合の良い方へコントロールしようとしてるのですね。
☆バランシング・タロットからのひと言
嘘から始まった出来事には、知らないうちに矛盾の種が巻かれています。それが芽を出すと取り返しのつかない混乱を引き起こす場合があります。目の前の順調さから図に乗るのは危険な行為といえるでしょう。
【バランシング・メソッド/不足】
「この間、彼とケンカしちゃってメールも電話もしてないんだよね。だけどやっぱり今どうしてるか気になる~。なのに素直になれないこのワタシ」あるいは「先月の売上成績、後輩に抜かれちゃってもうダメ。会社行く気失せたから旅に出まーす」という状態です。本当はどうすべき薄々わかっていながら行動は正反対。現実から逃げているのですね。
☆バランシング・タロットからのひと言
照れ隠しであっても、素直になれない合間に縁は変化していきます。現実逃避は問題の解決を遅くすることはあっても早めることはありません。人生、正面突破を覚悟すれば改善の方へ風向きが変わることもあるのです。
**************************************
KOKOri./フォーチュンセラピスト
”真の自分らしさを最高に開花させることが開運好転のカナメ。そんな方が一人でも多くなれば未来ニッポンに光の柱が立つ”という志で活動。13年目。カバラタロット、クリスタル&サビアン占星術、パームリーディング(手相)、風水、九星方位気学など東西の神智、神秘学を融合させた独自のアウェアネス・メソッド【Star✽Flow】により、セルフイメージを整え、開運ポテンシャルを高めるパーソナルセッションと各種WSを企画開催。2013年6月、お守りメッセージブック『魂守りコトバ~がんばっている人に効く言葉のおまじない』(イラスト:利光春華)<世界文化社刊>を出版。WEB、雑誌等での執筆も多数。