【KOKOri..流 バランシング・タロット~ペンタクルの6】

こんにちは、フォーチュン☆セラピストKOKOri.です。

 

今回の更新タイミングは蠍座の新月ですね。蠍座の属するエレメントは「」。感情や共感、人間同士の情緒的なコミュニケーションや深い思いを司る世界です。一方、ご紹介している「ペンタクル」シリーズが属する世界は「」。験や着実な努力という実際的なプロセスを重んじ、目に見える豊かさや確かな成果を司る世界。「水」と「地」の組み合わせにナンバー「6」のエネルギーがクロスされるとどうなるのでしょうか? それでは、どうぞご一緒に。

 

 

ところで、「バランシング・メソッド」ってなに? >>>初回コラムはこちら。

 

ペンタクルの6

 

<ペンタクルの6>

絵柄を見ると、商人風の男性が物乞いの二人に金貨を恵んでいる様子が描かれています。彼は片手に天秤を持ち、慎重に量を測りながら与えているようです。物乞いの二人は前回のカードで登場したホームレスの二人なのでしょうか?いずれにせよ、富める者と貧する者の関係が描かれています。このカードが正位置で出た場合は、まず与える側なのか受け取る側なのかがフォーカスされ、助け舟を出すのか、素直に助けを求めるのか、そのポジションが明確なことを顕わしています。では、逆位置に出た際はどうなるのでしょう?

 

 

(バランシング・メソッドでは、このカードが出たとき過剰と見るか不足と見るかは、隣り合ったカードや周囲のカードとの組み合わせを参考にして判断していきます)

 

ペンタクルの6

 

【バランシング・メソッド/過剰

「姉弟を子育てしてると、ついつい息子には甘くなって娘には厳しくなっちゃうのよねえ。習い事もおもちゃも息子には二つ返事、娘には理由がないとダメって言ってしまったり。えこひいきだって娘からも怒られるんだけどね」あるいは「起業してみたら資金繰りが大変だって気づいてさ。まだ貯金はあるんだけど、今のうちに借りられるだけ借りようって思ったら借金のほうがどんどん膨らんでちゃんと返せるか不安も膨らんじゃってるよ~」という状態です。教育を与える側が平等を忘れると反発され、受け取る側が不安に駆られて助けを過剰に求めると、皮肉なことにかえってその不安が増すのですね。

 

 

バランシングタロットからのひと言

気前の良さがえこひいきに繋がっていると、自己満足な行動をとがめられることになりますね。また不安を解消しようとして助けを求め過ぎると、かえって心配の種も増える。与える側にせよ、受け取る側にせよ、そこに「平等感覚」と「足るを知る感覚」が求められているといえそうです。

 

 

 

【バランシング・メソッド/不足

「結婚したら相手を信頼して財布を一つにするのは普通かもしれないけど、イマイチやり繰りを任せられる気がしないから、財布は二つのままでいくことにしようかな。いや、最初が肝心だからやっぱり任せようかな。。迷うなあ」あるいは「長年、下請けの仕事をして合い見積もりでたまに優先してもらってるから、相手の言い値での契約が慣例になっちゃってて。本当は赤字なんだけど言い出せないんだよなあ」という状態です。相手を信頼してどこまで任せるのか、あるいは受け取る側がどこまで譲歩できるのか、自分のポジションをしっかり決めることができない状態なのですね。

 

 

バランシングタロットからのひと言

 本来、上下はないはずの関係性においても、どこか相手への信頼に欠けたり、自らに自信がないとポジショニングが弱くなってしまい迷いが生まれたり、結果として貧乏クジを引いてしまうことになったりもします。不信や譲歩があっては「恵みの循環はスムーズに流れない」のですね。

 

 

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KOKOri./フォーチュンセラピスト

”真の自分らしさを最高に開花させることが開運好転のカナメ。そんな方が一人でも多くなれば未来ニッポンに光の柱が立つ”という志で活動。13年目。カバラタロット、クリスタル&サビアン占星術、パームリーディング(手相)、風水、九星方位気学など東西の神智、神秘学を融合させた独自のアウェアネス・メソッド【Star✽Flow】により、セルフイメージを整え、開運ポテンシャルを高めるパーソナルセッションと各種WSを企画開催。2013年6月、お守りメッセージブック『魂守りコトバ~がんばっている人に効く言葉のおまじない』(イラスト:利光春華)<世界文化社刊>を出版。WEB、雑誌等での執筆も多数。

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