【前編】紫微斗数でみる3年占い(2021年~2023年) ~3年占いからみる、2022年後半の過ごし方~

「運」というものは、常に動いていると考えられています。

私たちはチャンスを掴むとき「流れに乗る」「勢いをつける」などと比喩しますし、それらは見過ごしてしまう可能性をも示唆しています。

 

つまり、「運」というものは、暦が変わったことにより急に切り替わるものではないのでしょう。

「良い」と言われている時期が来たとしても、その時期までに準備をしていなければ、気付くことも、手を伸ばすことすらも難しいかもしれません。

 

紫微斗数のベースにある五行説では、万物は5種類の元素(木、火、土、金、水)で成り立っていると考えられています。

例えば、2022年、6月は丙午(ひのえ うま)です。丙午の丙は太陽を、午は時間帯では11時から13時を表すので、ここからだけでもとても暑い様子が伺えます。

7月は丁未(ひのと ひつじ)です。丁はロウソクの火、囲炉裏の火をイメージし、未は13時から15時を表します。この時期は15時までもとても暑いですが、太陽に比べたらロウソクの火は弱いので、7月は6月ほどの勢いを感じられないのではないでしょうか。

 

こんな風に、私たちは常に周りの影響を受けています。

そして、その影響は、ある程度予測することができるとも考えられています。

 

2021年は、古い価値観を押し流す、リセットする「庚子(かのえ ね)の2020年から、リセットした価値観を馴染ませていく「辛丑(かのと うし)」年でしたね。

2021年に「2020年以前の生活に戻りたい。」と、「古い価値観」に意識が向いてしまい過ぎると2022年は、お金の悩みが増えることになります。なぜなら、2022年は「金・・金属、金融」を表す武曲(ぶごく)と言う星に囚われるという意味を持つ化忌(かき)星が付くからです。

そのためにも、2021年は出来るだけ本などを読む機会を作ることをお薦めしてきました。

これまでの考え方から新しい時代の過ごし方について、自分自身の今後について、じっくりと向き合うのに良い時期となっていましたね。

 

自分自身の今後についてというと、やや難しい印象もあるかしれません。

「私は何が好きで何が嫌いなのか。」

「私は何が大切で何が不要なのか。」

そういうことについて、自分の考え方をまとめておくことから始めてみてはいかがでしょうか。

 

 

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