(紫微斗数でみる3年占い(2021年~2023年)の前編を先にお読みください。)
溢れかえる情報のなかで、何を選び、何を信じるのか。
それは、自分の価値観に大いに影響を受けます。自分自身の価値観をまず知り、そこから、
その価値観は本当に必要なものなのかについても検討できるととても良いと思います。
2022年、壬寅(みずのえ とら)となり、「穏やかな春先の海」のイメージとなりましたが、春先の海は天候が不安定な日も多く、「念のため羽織りを持っていく」そんな備えのある行動が必要となっています。
2021年で積み重ねた知識や価値観が、2022年に活かされることになります。
そして、2023年の癸卯(みずのと う)の卯は、いよいよ春の気が本格的に動いてくる時期となります。桃の花も咲き、虫や鳥たちが動き出します。癸は陰の水で、壬が海を表すのに対し、雨粒のような小さな水滴を表します。この小さな水滴も、集まれば川となります。
春に降る雨は、恵みの雨となります。これから草木が成長していくのに必要な雨です。
そうして2024年の甲辰(きのえ たつ)に繋がっていくのです。
2023年を欽天四化派紫微斗数にて詳しく見ていきましょう。
四化は破軍(はぐん)に化禄(かろく)、巨門(こもん)に化権(かけん)、太陰(たいいん)に化科(かか)、貪狼(どんろう)に化忌(かき)です。
貪狼に化忌が付きます。
お酒のある場所、人が多く集まる場所において、異性トラブルが増えることが予測されます。
私たちは2020年から我慢を強いられた生活をしてきたと感じることも多く、その反動で開放的になる場面があるかもしれません。しかし、2021年で自己をみつめ、2022年に備えのある行動を取ることで回避可能となります。
巨門に化権が付きます。化権はリーダーの星であり、事故の意味もあります。特に巨門はタイヤを連想させます。車の運転は、スピードを出しすぎないよう心がけると良いでしょう。また、2022年に抜擢された女性リーダーは、「口は禍の元」の暗示が出ています。
ネガティブなこと、特に愚痴などを言い続けてしまうと運気がダウンしかねません。リーダーに限らず、女性はなるべくポジティブな言葉を口にするようにしましょう。
破軍の化禄は、好き嫌いをはっきりさせることが、運気上昇につながりやすいことを表します。破軍は、どっちつかずな状態を好みません。曖昧にしている事柄などがあれば、2022年のうちに片を付けておいた方が、良い運気を呼び込めます。
太陰の化科により、文学、芸術面が賑やかになりそうです。美術品、骨董品などの人気が高まりますので、美術館や博物館めぐりも楽しいでしょう。文学界においても母性、占術、心理学、芸術作品などに関連するものに注目が集まりそうです。ドラマや映画もそういったものに目が行きやすくなります。「いつか行ってみたい美しい場所、美しい建築物」などはラッキースポットにもなりえます。2022年のうちにリストアップしておくことをお勧めいたします。
以上です。
この中で皆さまの運気アップにつながる情報がありましたら幸いです。
お読みいただきまして、どうもありがとうございました。