【KOKOri.流 バランシング・タロット~ペンタクルの2】

こんにちは、フォーチュン☆セラピストKOKOri.です。

 

今回の更新タイミングは乙女座の新月です。乙女座の属するエレメントは「」。前回から始まった小アルカナカード最後のグループ「ペンタクル」シリーズですが、「ペンタクル」の属するエレメントも同じく「地」。この世界は、経験や着実な努力という実際的なプロセスを重んじ、目に見える豊かさや確かな成果を司っています。まさに盤石なタイミング。ちょうどボイドタイムから抜けたところでもありますからね。それでは、どうぞご一緒に。

 

 

ところで、「バランシング・メソッド」ってなに? >>> 初回コラムはこちら。

 

ペンタクル2

<ペンタクルの2>

絵柄を見ると、若い男性が無限大記号の形の紐の中で、二つのペンタクルを見比べるようにバランスさせながら踊っているかのよう。彼の後ろには海、高波を船が上下している様子がうかがえます。彼はどちらのペンタクルを選ぶべきか迷っているかのようですが、ペンタクルに違いは見られません。彼が本当に選びかねているのは「どちらか」ではなく「どちらも活かすためのバランス・ポイント」なのかもしれません。正位置では、心はたとえ波立っていたとしても、そのバランス・ポイントが見つかったり的確な選択ができる、というサインに読み取れます。それでは逆位置に出たときはどうなるのでしょう?

 

 

(バランシング・メソッドでは、このカードが出たとき過剰と見るか不足と見るかは、隣り合ったカードや周囲のカードとの組み合わせを参考にして判断していきます)

 

ペンタクル2

 

バランシング・メソッド/過剰

「要領の良さには自信があったから、二股なんてカンタンだと思ってしっかり秘密にしてたつもり。でもひょんなことからお互いの存在がバレちゃってどちらからもフラれちゃった」あるいは「お客さんの損失を補てんしなきゃいけなくなって自分のカードで借金してたらとうとう首が回らなくなってしまったよ」という状態です。適当さが過ぎたり、急場をしのぐことしか考えていないと自分の行いが結局はマイナスになってしまうのですね。

 

 

バランシングタロットからのひと言

 「臨機応変にに対応する」という意味と「その場しのぎ」の意味は、まったく違うことを認識する必要があります。なんのために両者を手にするのか、なんのために何にどれだけ犠牲を払うのか。しっかり考えることなく、自らの行為を過信すると人生のバランスが崩れることになっていしまいます。

 

 

 

 

【バランシング・メソッド/不足

「彼が忙しいからと約束が二転三転して振り回されてばかり。私にだって都合があるって言いたいけど、デート代はいつも彼持ちだから強いことが言えなくて。。」あるいは「出世するために同期を出し抜くなんてオレにはできない。だけど、とうとうヒラは自分だけに。。。最近、会社に行くのが気まずいから、いっそのこと辞めちゃおうかなあ」という状態です。柔軟さや環境への適応力を発揮できないと、迷いのままの関係を続けしまい心疲れる日々に陥ることになります。

 

 

バランシングタロットからのひと言

 状況に振り回されると自分の意志がハッキリせず、自信そのものを育てることができなくなってしまいます。相手や環境に対して、ただ受け身であることは「自分に対する裏切り」かもしれません。自分自身に誠実であるかどうかを振り返ることによって、的確な選択やバランスが見えてくるものです。

 

 

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KOKOri./フォーチュンセラピスト

”真の自分らしさを最高に開花させることが開運好転のカナメ。そんな方が一人でも多くなれば未来ニッポンに光の柱が立つ”という志で活動。13年目。カバラタロット、クリスタル&サビアン占星術、パームリーディング(手相)、風水、九星方位気学など東西の神智、神秘学を融合させた独自のアウェアネス・メソッド【Star✽Flow】により、セルフイメージを整え、開運ポテンシャルを高めるパーソナルセッションと各種WSを企画開催。2013年6月、お守りメッセージブック『魂守りコトバ~がんばっている人に効く言葉のおまじない』(イラスト:利光春華)<世界文化社刊>を出版。WEB、雑誌等での執筆も多数。

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