こんにちは、フォーチュン☆セラピストKOKOri.です。
今回の更新タイミングは満月で水瓶座にあります。水瓶座の属するエレメントは「風」。今日からは小アルカナカード、いよいよ最後のグループ「ペンタクル」シリーズをご紹介していきますね。「ペンタクル」の属するエレメントは「地」。「風」世界は社会性、ステータスの構築や公的な人間関係、そのための論理的なコミュニケーションや知識を司っています。一方、「地」世界は、経験や着実な努力という実際的なプロセスを重んじ、目に見える豊かさや確かな成果を司っています。そんな「風」×「地」ワールドの初めの一歩はどんなふうにスタートするのでしょう? それでは、どうぞご一緒に。
ところで、「バランシング・メソッド」ってなに? >>> 初回コラムはこちら。
<ペンタクルの1>
絵柄を見ると、雲から神の意志を表わす手が出て一枚のペンタクル(金貨)を手のひらに乗せています。よく見ると手からはオーラの光が放たれ、背景の庭のフェンスには緑で縁取られたオープンな入口が。歓迎ムードですね。その先には眺めがいいであろう高い山が続いています。物質世界の恵み、天界からの恩寵はいつも現実的で、自然界の恵みとつながっている証しです。ちなみにペンタクルは【人体、植物、天国】の三位一体を表す、という説もあります。このカードが正位置で出たときは、豊かさや実りのスタート。実社会において、人の楽園に通じる良い種が撒かれたサインです。それでは逆位置に出たときはどうなるのでしょう?
(バランシング・メソッドでは、このカードが出たとき過剰と見るか不足と見るかは、隣り合ったカードや周囲のカードとの組み合わせを参考にして判断していきます)
【バランシング・メソッド/過剰】
「この間の合コン、けっこう収穫だったのよねえ。隣と向かいに座った人、それから一番遅くやってきた人も気になる~。だから全員と連絡先交換しちゃった!まあ、どれか当たるでしょ」「就職に有利だっていう資格をかたっぱしから受けてみることにしたよ。どれが自分に向いてるかなんて、考えてもムダムダ。そもそも社会経験がなくてわからないからこそトライするんだし」という状態です。具体的な相性などを考慮することなく「ともかく形になればいい」とばかりに見切り発車してムダな行動を重ねているのですね。
☆バランシングタロットからのひと言
数打ちゃ当たる、な行為はムダに時間をかけて結果は自己満足ならまだマシ、むしろ後悔するハメに終わりやすいもの。せっかくスタートラインに立ったのだから、切りたいゴールを見定めてからダッシュをかけるのが賢明な走り出し方です。
【バランシング・メソッド/不足】
「せっかく異動願いが叶ったんだけどね、しかも今さらなんだけどね。。。新しい部署で活躍できる自信が実はまったくないのよ。」「彼女に思いきってプロポーズしようかな。具体的な結婚生活ってまったく描けないけどさ。本音を言えば、まだ結婚は早いと思う。だけど彼女からの無言のプレッシャーに耐えられなくて。。」という状態です。
☆バランシングタロットからのひと言
計画性のなさが招く悲劇がどんなものかは未来になってみないとわからない、とは限りません。この時点で見えない自信や確信は、今がスタートラインじゃないのに走り出そうとしているよ、と教えてくれているのかも。「まずは希望を持つにふさわしい準備を整えるのが先決!」と未来の先細りを警告しているのですね。
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KOKOri./フォーチュンセラピスト
”真の自分らしさを最高に開花させることが開運好転のカナメ。そんな方が一人でも多くなれば未来ニッポンに光の柱が立つ”という志で活動。13年目。カバラタロット、クリスタル&サビアン占星術、パームリーディング(手相)、風水、九星方位気学など東西の神智、神秘学を融合させた独自のアウェアネス・メソッド【Star✽Flow】により、セルフイメージを整え、開運ポテンシャルを高めるパーソナルセッションと各種WSを企画開催。2013年6月、お守りメッセージブック『魂守りコトバ~がんばっている人に効く言葉のおまじない』(イラスト:利光春華)<世界文化社刊>を出版。WEB、雑誌等での執筆も多数。