算命学では、人の生まれ持った性格や才能、運命を読み解くために
「十大主星(じゅうだいしゅせい)」と呼ばれる10種類の星を使います。
十大主星というのは、人間が生まれ持っているとされる、「守備」・「伝達」・「引力」・「攻撃」・「習得」の5つの本能に、「陰陽」を掛け合わせることで導き出される10種類の星のことです。
それぞれの星が持つ特徴を知ることで基本的な性格や、物事の受け取り方、考え方、さらには人間関係における傾向まで、深く理解できるようになります。
そして、生年月日から導き出される5つの星の中で(下記図参照)、胸の位置にある「中心星」が、あなたの「本質」となる性格や才能を表しています。


この中心星が『貫索星(かんさくせい)』の方。
もしかしたら「真面目だね!」「マイペースだね」と言われたことはありませんか?
真面目で努力家・なんでも自力で切り開こうとする・優しい外見とは反対に芯が強い・一度決めたことは最後までやり遂げる、といった特徴があります。
頑固な一面があるからこそ、何かを守ることに力を発揮する守備本能の星🌟
宿命にこの星があるということは「頑固にいきましょう!」という意味でもあります。
それはまさに、あなたが揺るぎない「芯の強さ」を持っている証拠です。
そして、その「芯の強さ」こそが、あなたの最高の才能であり、幸運を引き寄せる源となるのが、この貫索星なのです。
◆「貫索星」を活かして運命を拓くヒント
貫索星の人が最も意識すべきは、「自分の内なる声に耳を傾けること」です。
周りの意見に流されず、あなたが「こうしたい」と感じることを信じて行動することで、
運命は自然と良い方向へ動き出します。
無理に周りに合わせるのではなく、あなたのペースを守り、焦らず着実に進むことが成功への鍵となります。また、一度決めたことは最後までやり遂げることで、大きな達成感と自信を得られます。
◆「貫索星」の能力が生かせる職業とは?
貫索星の特性を活かせる職業は、安定感と専門性が求められる分野です。
一つのことを深く掘り下げ、堅実に目標を達成していくことに喜びを感じます。
・職人、技術職: 伝統工芸、エンジニア、プログラマーなど、コツコツと技術を磨く仕事。
・研究職: じっくりと探求し、真実を追求する仕事。
・専門家: 弁護士、会計士、医師など、確固たる知識と倫理観が求められる仕事。
・農業、林業: 大自然の中で、根気強くものを作り育てる仕事。
・警備員、自衛官: 強い責任感と守りの本能を活かせる仕事。
安定した環境で、自分のペースで集中できる仕事を選ぶと、その能力を存分に発揮できるでしょう。
◆人間関係で意識すること
貫索星を持つ人は、その信念の強さゆえに、時に周囲から「とっつきにくい」と思われることもあるかもしれません。しかし、それはあなたの真面目さや誠実さの裏返しです。人間関係を円滑にするために、いくつか意識してみましょう。
意見の「違い」を受け入れる:
あなた自身に確固たる意見があるように、相手にもそれぞれの考え方があります。すぐに「NO」と言うのではなく、まずは相手の意見に耳を傾ける姿勢を持つことで、スムーズなコミュニケーションが図れます。
本音を伝えるタイミング:
あなたの誠実さは、相手に信頼感を与えます。ただ、思ったことをすぐに口にするのではなく、相手の気持ちを汲み取りながら、あなたの本音を伝えると、より深く分かり合えるでしょう。
一人の時間を大切にする:
貫索星の人は、一人の時間を過ごすことでエネルギーを充電します。無理に人と群れる必要はありません。信頼できる少数の友人と深く付き合うことで、充実した人間関係を築けます。
あなたの「芯の強さ」は、あなただけの宝物。それを活かして、あなたらしい幸せを掴んでくださいね✨