【算命学・十二大従星⑧】穏やかな知性を持つ「天堂星」(てんどうせい) ~豊富な経験と知恵を活かす老人の星~

 

前回は、最高のパワーを持つ「天将星」(てんしょうせい)について解説しました。
今回は、人生の安定期を終え、「老人(引退後の落ち着いた時期)の時代」を象徴する「天堂星(てんどうせい)」の、知恵と穏やかさに満ちた魅力に迫ります。

 

 

 

◇「天堂星」ってどんな星?

 

天堂星は、十二大従星の中でエネルギーは比較的強い星です。これは、人生の経験を積み重ねた後、社会的な役割から一線を退き、落ち着いた生活を送る「老人」の状態を表しています。最大の特徴は、「穏やかさ」と「知恵」。目立つことを好まず、一歩引いて全体を見渡すバランス感覚に優れており、その人生経験から深い言葉で周りを安心させます。

 

 

 

◇「天堂星」の人はどんな性格の持ち主?

 

天堂星を持つ人は、その「老人」の特性から、以下のような穏やかで思慮深い性格を持っています。

 

穏やかで控えめな知恵者:

非常に穏やかで口数が少なく、自己表現は苦手です。しかし、物事を多角的に見て冷静に判断できる聡明さを持っています。人生相談や聞き役として、幅広い世代から頼りにされます。

 

堅実なバランス感覚:

収支の管理や健康面など、生活の基盤となるバランスを取るのが非常に上手です。安定志向で必要な分だけを使い、着実に貯蓄するなど、堅実な生活を送ります。

 

慎重で引っ込み思案:

派手な場所や急な変化は苦手です。行動を起こすまでに時間がかかる慎重派ですが、一度決断すると、その後の見通しがしっかりしているため、大きな失敗はしません。

 

若者を立てる慈悲の心:

自分から前に出ることはせず、若い人たちの活躍を応援し、見守る慈悲深い心を持っています。

 

 

 

◇「天堂星」の人の恋愛傾向は?

 

恋愛においても慎重で、誠実な愛情を求めます。

 

地味だが一途な愛:

派手なモテ方はしませんが、その誠実さが魅力です。愛情表現は苦手で不器用ですが、一度決めた相手には一途に尽くします。

 

じっくり時間をかける慎重派:

結婚の必要性や自分の意志が固まるまで、恋愛や結婚に踏み出すことはありません。時間をかけて相手を深く理解し、納得した上で関係を築きます。

 

理解力のある相手を求める:

あなた自身が愛情表現の苦手なことを理解し、穏やかな関係を望んでくれる相手が理想です。相手が多少の不穏な態度を取っても、慈悲の心で許し、長く付き合うことができます。

 

 

 

◇「天堂星」の人の仕事運・向いている仕事は?

 

「専門性」「経験」「事務処理能力」を活かせる仕事が適職です。

 

裏方で堅実に進める仕事:

組織の基盤を支える事務、経理、技術者、専門職、エンジニアなど。

 

知識や経験を活かす仕事:

学芸員、栄養士、カウンセラー、アドバイザーなど、人生経験や専門知識を言葉や形にする分野。

 

静かに専門性を極める仕事:

慎重で一つのことに集中できるため、地道な研究職や技術職など、コツコツと積み上げる仕事で力を発揮します。

 

 

 

◇人生における「天堂星」の影響(場所別)

 

天堂星が人体図のどこにあるかで、その性質が現れる人生の時期が変わります。

 

 

◎初年期(0歳~22歳頃)

大人びて落ち着いた子ども。若々しさや活発さには欠けますが、思慮深く慎重なため、大きな失敗をしません。親や祖父母との縁が深い傾向があります。

 

◎中年期(23~60歳頃)

安定した仕事運と堅実な生活。派手な成功よりも、着実にキャリアを積み上げ、安定した地位を築きます。衝動的な行動をしないため、金銭面や健康面で不安が少ないです。

 

◎晩年期(60歳頃~)

穏やかで充実した老後。長年の経験と知恵から、周りの人たちに慕われ、安らぎに満ちた晩年を過ごします。人との関わりを絶やさないことが長寿の秘訣です。

 

 

 

◇天堂星が2つある人は?

 

天堂星が2つ以上ある場合、その「落ち着き」が極端に強まります。引っ込み思案や内向性が強くなりすぎると、人との関わりを面倒くさがってしまうことがあります。しかし、その静かな知性を活かして、一つの専門分野を深く掘り下げることができれば、その道で揺るぎない権威を築くことができます。

 

 

天堂星を持つあなたは、「深い知恵と穏やかさで、人生に確かな安らぎをもたらす賢者」です。目立つことはなくても、その存在自体が周りの安心材料となります。人生で培った知恵と経験を若い世代に伝えることで、あなたの人生はさらなる喜びと安らぎに満たされるでしょう。

 

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