1月21日に起こる獅子座満月の星回りと
アロマのセルフケアについてお話ししていきます。
前回の日蝕から引き続き、今回は皆既月蝕が伴います。
皆既月食は、地球が太陽と月の一直線上に並んだ時に
地球の影によって、月が欠けて見える現象です。
占星術上で月蝕の時は、普段の満月よりも私たちに影響を及ぼすといわれ
長い時には、約半年間のテーマが見えるとも言われています。
月は潜在意識、心の反応(感情)の象徴。
そこに影ができることから,
明確になるはずだったものが一度影に隠れ、別の側面に気づく。
心の反応がいつも以上に増幅されやすい。
ーそんなイメージを持ちます。
月が獅子座にあるので『自分を表現する』ということがテーマになってきます。
集団的な価値から抜け出し、自分らしさとは?を追求する星座でもあります。
守られていた場所から、一歩外へ。
勇気を出し、前へ進んだことで、新しい世界が開ける時間なのです。
満月に対し、天王星が手を結んでいます。
天王星は『変革』『オリジナリティ』の星。
古き体制や慣習を変化させていく力を持っています。
私たちが『個』を生きるために、必要のないものを
そぎ落とすことを後押ししてくれているようです。
まだ形がなく、着地点がわかりにくいかもしれません。
しかし、確かに自分の中にある『決意』を固めていくことが
この先の未来に大きく影響していく一つの分かれ道のような時間なのです。
<獅子座満月のセルフケア>
獅子座に対応する体の部位は『心臓』です。
心臓は、私たちが意識しなくても自律的に動いてくれる臓器です。
そして、心臓からは血液が絶えず送られます。
血液には、私たちが生きるために必要な酸素・栄養素を運び
使われなくなった二酸化炭素・老廃物を運ぶ働きがあります。
つまり心臓は、独自のリズムを刻みながら
生命を維持するのに大切なパイプの中を
絶えず循環させる役割を担っているのです。
獅子座と関連が深い天体は、太陽ですが
この天体が太陽系の中心であるように
心臓は私たちの体の中心的存在と言えるでしょう。
心臓にしっかりエネルギーが循環していない時
冷えや低体温が起こることがあります。
また精神的にも、自分に対して愛情を感じられなかったり
他者への関心が薄くなってしまうことがあるでしょう。
このような場合、心臓へのケアが必要かもしれません。
心臓は、獅子座の象徴にあるように『自分を表現すること』で活性化しますから
まずは自分の感じていることを大切にして、日々を送ることが大切です。
そして、自分の”テンポ”を保つことも、心臓のケアの一つとなるでしょう。
<獅子座満月のおすすめアロマ>
ジンジャー
古代より人の生活に密接に関わってきた香りです。
根から抽出される精油なので、『足元を固める』とか
『地に足のついた考え』を促してくれるでしょう。
生姜の入った飲み物やお料理に使っても良いです。
シナモン
アジアで代表的なスパイスの精油です。
心身を温め、手放せない気持ちを和らげてくれる力があります。
精油そのものはとても皮膚への刺激が強いので
香ることでエネルギーを感じましょう。